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※世界観設定(軽いネタバレ有)

【1】ルードラ帝国

もとは小さな国だったが、初代皇帝から徐々に領土を増やし、現在では大陸一の領土を持つ。

南部は海に面しており、北は険しい山脈に囲まれている。

東西のみ大小様々な国と隣接しているが東部大国「ジャルマーニ神聖国」と西部大国「ベルグスルス王国」とは何百年も前から戦争を続けている。(冷戦も含む)

神聖国と王国も帝国と並ぶ古くから存在する。

40年前まで冷戦中だった神聖国と本格的に戦争を起こし、その影響で存在していた小国が一つ消えている。

現在はアレスの活躍と現皇帝による交渉で東部戦争は(一応)終戦済み。関係の回復に向けている。


①帝都・セヴァイス

帝国領地の中心地に位置する大陸最大の都市。皇城がある。

帝都内は「帝国第一騎士団」が治安維持に努め、「帝国第二騎士団」が帝都外から周辺を警備している。


②西部・ヘクシオン

初代皇帝の次男が治めていた領地。

最初の戦争で手に入れた領地のため、帝都に続く古い歴史を持つ。

鉱山や安定した土地もあり、西部に隣接する王国に狙われている。

常に小競り合いや大規模戦争などが繰り返されているだけあり、屈強な兵士をたくさん排出している。

帝国唯一の「闘技場」がある。


③南部・ゲルデオン

初代皇帝の三男が治めていた領地。

西部に続き獲得した領地で様々な人種が生活している。

海を挟んだ大陸と交易が盛んなうえ、美しい海や景色、食べ物が人気の観光土地。


④北部・カリュオン

初代皇帝の四男が治めていた領地。

自然豊かで夏でも涼しい土地の為、貴族達の避暑地として人気。

しかし冬になると雪に覆われ、魔獣達も活発に動き出す危険な土地に変わる。


⑤東部・トラキア

40年前に始まった「神聖国」との長年に続く戦争、通称「東部聖戦」にてアレスが活躍し、獲得した帝国の新しい領地。

北部と東部の境目には魔獣が溢れる「魔の森」がある。

聖戦中に東部に存在していた「小国オルム」も吸収している。




【2】三大公爵家

初代皇帝の息子達を祖先とする帝国最高位貴族。

その名に恥じないようどの貴族より厳格で決して品位を汚さない。

昔より任された領地を統治し続けているので、王にも近い存在だが決して皇室には逆らわない忠誠心を持つ。


①ヘクシオン公爵 ヘクシオン家

西部と西部に存在する貴族を束ねる西部の王。首都は「古都シオン」

他の貴族達とは違い、実力がある者だけが後継者となれる弱肉強食の家門。


②ゲルデオン公爵 ゲルデオン家

南部と南部に存在する貴族を束ねる南部の王。首都は「観光都市デオン」

広大で安定した気候な土地の為、作物や交易で帝国を豊かにする。別名「帝国の財布」


③カリュオン公爵 カリュオン家

北部と北部に存在する貴族を束ねる北部の王。首都は「静寂都市リュオン」

長く厳しい冬が続く土地のため、戦争とはあまり関わりはないが魔獣が多く存在している。




【3】五大侯爵家

皇室もしくは三大公爵家に助力した帝国高位貴族。

皇室と三大公爵家につかえる。三大公爵家の代わりに各貴族をまとめている。(中間管理職…)


①クヴァング侯爵 アティルナ家

ゲルデオン公爵家に仕え、帝国南東を領地とする。

昔より「皇室の剣」となり常に戦場で活躍し続ける。

代々「帝国第一騎士団・団長」の座に就くほどの実力者。

⇒3人兄妹


②カリュファー侯爵 サヴァラント家

カリュオン公爵家に仕え、帝国北西を領地とする。

カリュファーはカリュオン公爵家の傍系にあたる。

⇒4人兄弟


③アディン=メリア侯爵 デール家

ヘクシオン公爵に仕え、帝国西部を領地とする。

初代ヘクシオン公爵に付き従った忠臣家系。

⇒6人兄弟


④ダウンゼント侯爵 ドレヴィア家

ゲルデオン公爵に仕え、帝国南西を領地としている。

南部戦争で船を使って勝利し、帝国一の造船・航海術を持つ。

⇒現在2兄弟


⑤メルリル侯爵 オットライト家

カリュオン公爵家に仕え、帝国北東を領地としている。

昔は魔獣狩りを得意としていたが現在は皇城の書庫勤めをしている。

⇒3人兄弟




【4】トラキア大公家

帝国の英雄「軍神アレス」が歴史上初めて東部を制圧した際、皇帝により叙爵された唯一の爵位。

結果として神聖国と結ばれていた「不可侵領域(別名:永久戦地)」と呼ばれる土地と隣接していた小国を授かる。

そして新しくできた東部の領地を「トラキア」と命名し、アレスが統治している。

三大公爵家のように属する下位貴族は存在していないが、「元小国オルム」の関係者がその代わりにあたる。

現在は戦場であったことも含め、荒れた土地が多いがオルムとトラキア城を中心に魔法技術を使って立て直し中。

首都は「トラキア(元不可侵領域)」。戦時中拠点として建てられた城で生活している。

今は婚約者のシルフレイヤが帝都にいる為、アレスも帝都にあるタウンハウス「ルードラ邸」で生活しているが結婚したらトラキアに戻るつもり。




【5】主な組織

①帝国第一騎士団

代々クヴァング侯爵アティルナ家の当主が団長を務める。

帝都内の治安維持と皇族の護衛が主な仕事ではあるが、魔獣退治の為に遠征することもある。

主に貴族出身の者が多いがまれに優秀な平民も入団可能。ただ肩身は狭いらしい。

本拠点を皇城に置いてある。


②帝国第二騎士団

完全実力主義の為、様々な人間が団長を務める。現在はアレス。

帝都外の治安維持、そのほか争い事が起きている土地に派遣される戦闘集団。

貴族出身より平民が多く、実戦経験ばかり積んでいるので第一騎士団とは仲が悪い。

本拠点は帝都外の少し離れた丘の上にある。

第一騎士団に比べ人数が多いが各地に派遣されているので全員が揃うことはほぼない。


③魔導士部隊

1級以上の魔導士のみで構成された少数部隊。

「聖戦」などの戦争で活躍した「危険」と判断された特級魔導士達も存在している。

基本的に帝都から少し離れた森の中にある「魔導士邸」で暮らし、北部の魔獣退治、西部の防衛線などで活躍中。

アレスが作り出す新しい魔法、それに関して魔法陣や魔道具などを研究し、実用化に向けて試行錯誤を繰り返している。


④北部連合騎士団

魔獣退治に特化したカリュオン家騎士団。

カリュオン家当主を隊長とし、貴族や平民など腕が立つ者が所属している。


⑤辺境騎士団

西部に隣接するベルグスルス国から帝国を守る騎士団。

ヘクシオン家当主を隊長とし、実力者のみで構成する騎士団。


⑥海域守護団

南部海域を守護・監視している。

ゲルデオン家当主を当目とした、海に詳しい者だけで構成されている。


⑦宗教

昔から様々な領地を侵略・吸収してきたので両国のような信仰する主神はいない。

なので宗教には割と寛容で「クオス」「ギイラ」などを祀った神殿の存在は認めている。

神殿には神官のみが生活している。

神官になる条件は主神への信仰度と治癒魔法が使えることが絶対条件。




【6】他国

①ジャルマーニ神聖国

この世界を創り出した創造神である「クオス」への信仰が強い東部の大国。

クオスが最初に創ったとされる人間が初代教皇と言われている。

平和思想ではあるが蛮行を繰り返す帝国と長年に渡り戦争を続けてきた。

アレスの魔力により「小国オルム」が一夜にして消されたのを見て、長年の戦争に区切りを打つことにした。

「不可侵領域」を渡す条件にクオス条約を締結させ、現在はわだかまりはあるものの、一応平和となった。

※クオス条約…(要約)今後両国とも侵略しない。北東からの侵略者(魔獣)を必ず帝国が討伐し、神聖国の守護に努めること。


②ベルグスルス王国

「クオス」の子供である台地を創り出した「ギイラ」を強く信仰している西部の大国。

ギイラが生まれた土地(始まりの地)を聖地とし、その子孫である王族が君臨している。

大地神の子孫として、大地を汚し侵略する帝国と長年戦争を続けている。

王国として領地は帝国に劣るものの、周辺国を属国としており軍事力や結束力は強い。

ギイラが愛したとされる聖女が存在しており、その恩恵により絶大的な影響力を持っている。

※聖女…奇跡の力を持つとされる。その魂は転生を繰り返しており、初代聖女(ギイラの妻)の意思を受け継いでいるらしい。


③オルム国

ルードラ帝国とジャルマーニ神聖国の南部にあった今は亡き小国。

帝国と同盟関係にあったが神聖国が圧し始めると帝国を裏切った。

アレスが戦地に来てからは状況が一変し、再度同盟を結ぼうとしたがアレスによって一部の王族を残して他は全員処刑された。

現在は「トラキア領オルム」として吸収されており、農作業を主に割と落ち着いている。

元々王政が腐敗していたので平民からは今の落ち着いた生活のほうがいいと言われている。




【7】その他

①敬称について

完全この小説内だけのルールというか認識。

●●⇒納めている領地の名前が入る


・皇帝陛下/皇后陛下

・皇太子殿下

・大公(王弟)殿下

・公爵家 ⇒ ●●公

・侯爵家 ⇒ ●●侯

・伯爵家 ⇒ ●●伯

・子爵家、男爵家 ⇒ ●●卿


②呼び方

・初対面では「納めている領地の名前+爵位」が基本

・知り合い、爵位上位の者が希望したら「苗字+●」「名前+●」など様々

※●⇒卿、様、公子、公女、嬢など

・より仲がいい場合は好きに呼んでいる


③その他呼び方

・成人を超えた次期当主 ⇒ ●小公爵(侯爵/伯爵など)

・成人前の貴族の子供 ⇒ 公子、公女

・爵位を受け継がない成人を超えた男性 ⇒ 子息、卿

・成人を超えた女性 ⇒ 令嬢、嬢


④領地について

・この世界では一家門につき一領地(爵位)しか保持していない。

・皇族 ⇒ 国を管理(例:日本)

・公爵 ⇒ 地方を管理(例:県)

・侯爵 ⇒ 領地を管理(例:市)

・子爵/男爵 ⇒ 小領地を管理(例:町や村)


⑤成人式について

帝国の法律では15歳になると「成人」として認められ、大人として扱われる。結婚も男女15歳から認められる。

15歳を迎える年に帝都で行われるパーティで多くの貴族達のデビュタントとなる。

暗黙のルールとして、婚約者がいる場合は必ず一緒に参加をすること。

婚約者がいない貴族達はここで相手を見つける場合があるので混乱を避ける為のもの。

また、成人式を迎えるまでは余程のことがない限り社交界へ参加してはいけない。

※ただし特別に早く爵位を受け継いだ場合はその条件に当てはまらない。




【どうでもいい設定】

不規則に増えるかもしれません。


①帝都には貴族がいない。但しタウンハウスはあり、皇城勤めやその家族はそこで暮らしている。

ちゃんと西南北に領地を持っている。


②南部は名前が長いのが特徴。北部は色々。西部は短いのが特徴的である。


③貴族間の仲は普通だが、領地によって大きく異なる。

北部→個人主義。北部の主であるカリュオン家に対しては絶大な忠誠心を抱いている。

西部→家門より個人の力が強いかどうかで判断される。ライバル意識が強いが仲がいいところもある。

南部→基本的に皆仲良し。気候もあってかのんびりした風潮。


④魔法についての補足

攻撃魔法⇒火・水・土・風・光・闇の属性が存在する。さらにその属性の練度をあげると、炎・氷・地・雷の高位属性を扱える。光・闇は元々高位属性に属する。

防御魔法⇒攻撃魔法のような属性は存在しない。魔力量によってその強度が変化する。

治癒魔法⇒攻撃魔法のような属性は存在しない。魔力量によって回復量が変化する。光属性と勘違いされるが違う。

高位魔法⇒炎、氷、地、雷属性の攻撃魔法。転移もこれにあたる。他にも存在するが本文に出てくるのみ記載。

禁忌魔法⇒精神魔法、従属魔法、逆行魔法が存在する。三大禁忌とも呼ばれる。

※精神魔法は相手の精神を支配することができる。但しそれにはかなりの時間を有するが、銀指輪以上を持っている魔導士であれば使用可能。但し発動した際はすぐにバレる。

※従属魔法は強制的に相手を操ることができる。操られている人物の意識はある。但し相手より魔力量が多くなければ効力がない。さらに銀指輪以上の魔導士であれば使用可能。勿論すぐにバレる。

※逆行魔法⇒書物に文字しか書かれていない存在しているのか不明な魔法。

その他⇒人道に反した魔法は基本的に禁忌とされ禁止されている。

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