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隣の席の女子がグイグイきています  作者: 黒い糖
第一章 春は出会いの季節というらしい
20/22

20.成長の身体測定 その1

9時投稿!っす

 今日は憂鬱(ゆううつ)である。しかし成長を感じられる日である。

 それはなぜか!?今日は発育測定の日だからだ!

 今日学校で行われる測定で1年の成長の成果が発表されるのだ!

 学校に向かっているが、その隣にいる妹の芽衣(めい)はまだむにゃむにゃ眠そうだ。



「お兄ーおんぶ〜」



「芽衣ぃ〜?もうすぐ学校だから、ちゃんと起きなきゃダメだからね〜?」



 芽衣のほっぺをつねりながら言った。



「おひる!おひるよぉ!」



 ほっぺをつねった甲斐があったようだ、芽衣はおめめぱっちりとしてこちらを向く。うんうん起きたようで何より!



「てか私は安心したな〜」



 ふと芽衣が言った言葉に僕は首を傾げていた。その様子を見た芽衣はクスッと笑って続けた。



「お兄がお友達さんと仲良くしているところ!家に呼ぶなんてキッシーくらいしかいなかったからさ」



 キッシーというのは木下のことだ。だが、確かに芽衣の言っていることには納得せざるを得ない。

 なぜなら、芽衣に女装させられている様子は見せたくなかったからだ。

 それ以前に周りとの交流があまりなかったのだ。



「まぁーでも!私は結奈さんと出会えたからお兄には感謝しないとね!最近着てくれるし!」



「それは芽衣がむりやr…」



「2人ともおはよー!」



 芽衣に弁明しようとしたが、思わぬ刺客が混じってきた。その声の主は…



「あっ!結奈さん!おはよーございます!」



「芽衣ちゃんおはよー!」



 イェーイ!と先ほどの眠気レベルマックスだったとは思えない声で結奈さんとハイタッチしている芽衣。


 見ている限りではとても微笑ましい光景だが、どこにそんな元気が…?と妹に疑問を持ってしまった。



「今日は身体測定だよ!ヒナくん!どれくらい伸びたか勝負しよう!」



「あ!それ良いですね!お兄が負けたら女装ね!」



「うぇ!?なんでそうなるの!?じっじゃあ僕が勝ったら??」



 その僕の質問に対して、二人はうんうん考え込む...ジュースとかでも良いんですよ?



「そうだね、私たちが何かご馳走してあげる!ね?芽衣ちゃん!」



「はい!結奈さん!」



 息の合った声の掛け合いだ。姉妹じゃないの?って思うくらいの笑顔を見せて。

 だが、その笑顔の裏にはなにか怖いものが潜んでいそうだ...。



「さ、さぁ!学校に向かおう!」



 少したじろいでしまったが、僕は学校への足を早めた。

こんにちは、ご覧いただいてありがとうございます。

1週間1話ずつの投稿ですが、余力があれば2話、3話と投稿していきたいと思います。

よろしく!お願い!します!

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