12.彼女の友達たち 其の1
今日も今日とて登校中。しかし、月曜日は憂鬱だ。
さっきだって芽衣が布団から出てこなかった。まだ時間はあるけど、あの子ちこくしないといいんだけどな。
割と早く学校に着いたので教室に入ろうとすると、そこには結奈さんとその友達2人がいた。
確か、森野 真紀さんと後藤 茜さんだったっけ。木下から聞いた話によると、中学の頃からの友達らしい。
こんな情報どこでしったのやら。
おそるおそる教室に入ると、結奈さんが僕に気付いたようで挨拶をしてきた。
「おはよーヒナくん。相変わらず可愛いね!」
何が相変わらずか分からなかったので考えた、そうか、容姿か。
「おはよう結奈さん。相変わらず可愛いね。」
負けずと僕もいう。すると結奈さんは何故か固まってしまった。同じ意味で言ったのが悪かったかな。
固まっていると結奈さんを見ていると、森野さんと後藤さんがニヤニヤしながら近づく。
「おはよーう、北原くん。結奈を恥ずかしくさせるとはやるじゃないか。」
どういう意味なんだろうそれ。それにしても2人は僕をジロジロ見てくる。近いな。
「ふんふん、結奈が言ってた通り、とても可愛い顔をしてるじゃんかー。男子とは思えないねー。」
後藤さんがいう、なんかこの人たちから嫌な気配がする。そう女装させる時の芽衣のような気配が。
2人が目を光らせてにじみよる。そのとき、結奈さんは固まった状態から目覚めた。すかさず、僕と2人の間に割り込む。
「ダメだよ!ヒナくんの可愛さは私がよく知ってるんだから!」
なんか誤解を生むような発言をし出したよ。しかし、それを森野さんと後藤さんは逃していなかった。
「でも、結奈、この北原くんの可愛い姿見たくないのかな?」
煽るように言う森野さん、どうしたら良いのだろうかこの状況。
短くなりました...
次はなんとか長めに書きます。




