序章
電車に揺られていた。冬の街に流れるクリスマスソングを聞きながら。辛いことばかり、間違えだらけだった俺の人生にこの春起きた本当に奇跡のような出会い。初めてできた大切な人の最後の、だけどだからこそかけがえのない大切なプレゼントを送るため。最高の感謝を込めたプレゼントを。
隣の彼女に声をかける
「今日が終われば全てが終わるんだな…」
「うん。でもここからまた私たちは別々の道だけれども歩き続けることができる。あの子がいてくれたから…きっと」
そうだ、彼女が、彼女たちがいたから俺は変われた、そしてこれから変わっていくとこができる。変わらずにいることができる。
彼女たち,そしてこの一年間で出会ったたくさんの温かい人たち。その温もりを確かにそばに感じながら。
鮮やかなシャンデリアの光が二人を照らす。
そして、舞台はフィナーレを迎える。
全ては春、あの日からはじまった。
はじめまして!今回初めて投稿させて頂きました如月翔です!
まだまだ、拙い文章しか書けないのですが、少しでも読んでくださる方が楽しめる文章を書けるように日々精進させていただきますので、よろしくお願いします!
さて、今回の投稿では長い長い物語の序章だけを投稿させていただきました!
ここから始まるストーリーどうぞお楽しみに!
そして如月翔をよろしくお願いします!
では