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夏生詩集2

願いをこめて

作者: 夏生

今は

遠い国の人も交流できる時代だけれど

本当に気になっている人

例えば いつか別れも言わずに離れた友達

年賀状が途絶えた恩師

気まずく離れてしまった親友と

再び交流することは難しいようで


データがなければ無理です 

とピシャリ遮断されてしまって

途方に暮れています


身勝手気まぐれの

あの人は、今の感覚は

許されないのでしょう


一年が終わりを迎えるとき

ふっと思い出が過ぎって

元気でいてくれたら

一言 ごめんなさいを言えたなら

一言 あの時はありがとうございましたと

言えたなら

どれだけ心救われるだろうか

都合のよい夢を見てしまって


今でも

空に向かって手を合わせて

みんなが元気で幸せでありますようにと

願うことしか出来なくて残念ですが

人の持つ思いの強さに賭けています




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