明日
本日も投稿です!
引き続きお読み頂けると嬉しいです!
訓練を初めてから早くも29日がたった、
いよいよ明日はダンジョンに潜る日だ。
「いよいよ明日はダンジョンに潜るのか」
「あっ、そうだ、今まで訓練とかしか頭になかったけど
今のステータスはどうなってるんだろう」
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名前:十夜白兎
職業:錬成師
レベル:5
体力:300
攻撃力:400
防御力:200
敏捷:300
魔力:MAX
魔耐:MAX
技能:錬成lvMAX 言語理解 鑑定lv1
エクストラスキル:物質・形状変化
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「約1ヶ月の訓練でたった4レベしか上がってない…」
「噂ではもう光輝のレベルは20レベ位上がったらしい」
(明日ダンジョンに潜るって言うのにこんな
ステータスで本当に大丈夫か?)
「おーい、白兎ー」
ドアがノックされると同時に遥希の声が聞こえる
どうやら訓練時間になったらしく
迎えに来てくれたらしい。
「分かった、今行くよ」
僕はドアを開け遥希と合流する。
「それじゃ、行こうぜ」
「うん」
俺は気になったことを聞いてみる。
「そういえば遥希は今何レベなんだ?」
「あぁ、俺は12レベ」
「っ、高」
「俺は5レベだよ」
やはりクラスメイトの大半は10レベ以上らしい。
「まぁ、元々戦闘向きな職業じゃないから、
仕方ないんじゃないか?」
「やっぱそうなのかな」
そんな雑談をしながら訓練に到着する。
「んじゃ、俺はこっちだから」
「うん、頑張って」
遥希は前衛組なので、僕とは別の訓練所に向かって
歩き出し、僕も後衛組が行く訓練所に向かって
歩き始める。
「明日はダンジョンかぁ」
道の端に立ち止まりそんなことをもう一度呟きながら、あることを思い出す。
「絶対に死なないで」
それは霞さんとの約束だった。
(大丈夫、絶対に死なない)
そう自分に言い聞かせるように心の中で唱える。
「いや、今日は今日のことを考えよう!」
僕は気持ちを変え、訓練所に向かい再び歩き始める…
明日も投稿すると思うので、引き続きお読み頂けると嬉しゅうございます!