職業
不定期更新なのでいつ投稿するかわからないですが、引き続き読んで頂けると嬉しいです!
「ここは一体…」
次に目を覚ましたのは、見知らぬ高い天井
高級そうな赤の絨毯、そして広い空間に
二つ宝石などで飾られた王座に座る2人。
「ようこそいらっしゃいました、
私は一国の王「クロイツ・ロマーシュ・ネクロ」
そしてあなた方をここに呼んだ理由は、
攻め入って来る魔族を撃退撃破そして
魔王の討伐をして頂くためにお呼びしました」
そして国王から様々な説明を受けた。
まず、この世界には四つの大陸があり
それぞれ 人間領 魔族領 エルフ領 獣人などの亜人領
そして僕達は人間領のクロード王国に勇者一行として
召喚されたということらしい。
「それでは、あなた達のステータスを確認してください
確認するためには心の中でステータスオープンと
念じてみてください」
その言葉でクラスの全員が声を上げる。
「すげぇ!本当に俺のステータスが見える!」
「私の職業は解呪師だね」
クラスのみんなが実践している
僕もやってみよう!
(ステータスオープン)
目の前に透明な板が現れる
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名前:ジュウヤ ハクト
職業:錬成師
レベル:1
体力:100
攻撃力:100
防御力:100
敏捷:100
魔力:MAX
魔耐:MAX
技能:錬成lvMAX 言語理解
エクストラスキル:物質・形状変化
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「ん?」
「MAXってなに?」
そんな疑問はよそに国王は執事のような人を呼び
ある道具を持ってこさせる。
「その装置は、あなた達のステータスをプレートに
書き写す装置です」
「じゃあまず俺からやってみよう!」
クラスのトップカーストにいる、いかにも勇者感を放つ
イケメン「新井 光輝」が一番最初に名乗り出る。
(うんマジイケメンしね…おっと、本音が思わず飛び
出そうになってしまった。)
光輝が装置に手をかざすと装置が淡く光
プレートに文字が刻まれていく。
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名前:アライ コウキ
職業:勇者
レベル:1
体力:1500
攻撃力:800
防御力:500
敏捷:600
魔力:500
魔耐:600
技能:聖魔法lv1 剣術lv1 四代属性魔法lv1 言語理解
エクストラスキル:限界突破
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このステータスが特殊な水晶により空中に投影される。
「おお!すげぇ!俺なんて体力400しかないぞ」
「魔力だってそうよ私は200しかないのに」
騎士団長の「ゴライ・エンテス」が口を開く。
「流石勇者様この世界の戦闘職でも全体的にステータス
100から200ほどなのに、それを軽々と超えていくとは」
「次は私がやってみていいかな?」
そういい、学校の二大女神のうちの一人
「愛ヶ原 霞」が手をかざす。
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名前:アイガハラ カスミ
職業:治癒師
レベル:1
体力:800
攻撃力:300
防御力:600
敏捷:700
魔力:1200
魔耐:800
技能:治癒魔法lv1 結界魔法lv1 言語理解
エクストラスキル:治癒結界
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「ほお、治癒師とは珍しいな、期待しているぞ」
「ありがとうございます」
「霞治癒師なんだ!」
霞に声をかけたのは学校の二大女神のもうもう一人
「蒼崎弥子」
「うん、そうだよ弥子ちゃんは?」
「私はね、魔剣士だよ、ステータスを今見せるね」
そういい弥子も装置に手をかざす。
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名前:アオザキ ミコ
職業:魔剣士
レベル:1
体力:700
攻撃力:1200
防御力:200
敏捷:1000
魔力:900
魔耐:900
技能:魔力付与lv1 剣術lv1 双剣術lv1
エクストラスキル:全属性剣舞
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「魔剣士とは、職業があることは知っていたが
実際に見るのは初めてだ」
「そして注目すべき点は攻撃力、敏捷だけなら
勇者を超え、防御力以外は勇者にも匹敵しうる
数値だ」
それからクラスのみんながどんどんと装置に
手をかざしていく。
戦士、剣士、結界師、暗殺者、侍、拳闘師、魔術師
女戦士、解呪師など…
(てかあれ?みんなのステータス基本200超えてる
俺のステータスって魔力、魔耐、錬成以外
弱くね?)
「そこのあなた、あなたが最後ですよ」
「あっ、すいません」
そういい僕は装置に手を手をかざす。
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名前:ジュウヤ ハクト
職業:錬成師
レベル:1
体力:100
攻撃力:100
防御力:100
敏捷:100
魔力100
魔耐:100
技能:錬成lv1 言語理解
エクストラスキル:物質・形状変化
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と、水晶により空中に投影されているが
これは僕がMAXの所をエクストラスキルを使い
100に変換したのだ。
MAXなんて見せたら、この国の人に何をされるか
分からない。
「お、おうまあ、なんというか頑張れ」
ゴライ団長も苦笑いしながら声をかけてくるが
(やめて、その顔やめて…)
そう心の中で思いながら僕も苦笑いを返す。
(あぁ、ほんとに大丈夫かな、なんかこの世界の転生者の
中で一番最初に犠牲になる気がする)
「アハハハ…心配だ…」
読んでいただきありがとうございました、次回の話も是非読んでもらえると嬉しいです、それではまた!