プロローグ
日本は神となのる男によって3つにわけられてしまった。
『神国』
神と名乗った男の国。別世界から集められし戦士達が生活している。彼らは神から授かった力で日本を制圧するために生きている。
『ヘゼーラ』
神が召喚した国。何の能力も持たないが高い身体能力で敵を駆逐している。何のために召喚されたかヘゼーラの民達も理由をしらない。
『日本』
3つにわけられてしまい、活動範囲が関東周辺しか残されていない。今は海外からの支援を受けているためいつも通りに過ごせている。
こんな状況に置かれている日本はある男を自衛隊特別軍のリーダーに置いた。その男の名は野神ゼラ。外国人のハーフだとゼラは言っている。ゼラは金髪でイケメンで誰にでも優しい、完璧な人間だった。それに彼には人間にはない能力が一つだけあった。
それは、自分で考えた魔法?みたいなものがだせる。今の世界では魔法なんてものは存在しないと言われているが、神などという者が現れたら魔法もあっておかしくないと言われ、世界に認められてしまったのだ。ゼラの後から能力をもった者達が現れるようになり、世界はそれらの者達を『アビリティズ』と呼ぶようになった。