序章「満月と新月」
ねぇねぇ知ってる?
「何を?」
竹取物語のかぐや姫の話!!
「あ、知ってる」
かぐや姫って実話らしいよ。
「そうなんだ」
で、今もご先祖様がいるんだって!!
「・・・どういうこと??」
あのね・・・なんか今でもかぐや姫に出て来る人が現実に居るのらしいよ。
「じゃぁもしかしたら・・ここにいるかもしれないの??」
うん。ここに居てもおかしくないよね・・・。
またどこかでかぐや姫の噂をしている人がいるね。
でも間違ったことは言ってないんだ。
かぐや姫の先祖はは現実に居る。
帝や月の使いも都も。
月ノ宮 姫神はかぐや姫の先祖だ。
いずれ月の力を使い夜の都のものに立ち向かう。
田島崎 青栄はかぐや姫の恋人「帝」の先祖。
月ノ宮のかぐや姫を探し守る役目がある。
田島崎一家は大地の力を使い夜の都の者に立ち向かう。
貴方が気づいてないだけであたりには
不思議な力を使う人はたくさんいる。
月ノ宮・田島崎・鈴方・絵ノ方・虹宮・空ノ羽・水草地
この一家はみんな月の都の者の先祖だ。
夜の都は月の都と逆の闇の支配国だ。
夜の都の夜ノ宮 風辰も姫神と同じ年齢。
今年、20XX年。
姫神と風辰の成長がはじまり
月ノ宮率いる月の都と、夜ノ宮率いる夜の都が動き出し
光と闇の戦いが始まる―。