あなたは、いつもそう
二編
●バスのなか●
今日の夕方
バスに乗り込んだ
間に合う限りに早いバスに
ヒトは少なかった
いつもよりも 空は赤い
いつもよりも 遅い時間に乗り込んだ
かなり有名なマンガを
ずうっと読んでいたからだ
図書館で
妙に静かな車内
ヒトが少なかったからか
しばらくすれば
また変わるのだろうが
太陽の光は恐ろしいほどのまばゆさだ
だからバスの窓の近くについている
あの なんだ あの アレだよアレ
シャーってなるカバーみたいなヤツで
カバーして 軽く遮断した
そうこうしてるうちに
やはり車内は
ウルサくなった
ヒトが少なかろうが 多かろうが
数の多さなんて関係ないのだ
少ないに越したことは無いが
ヒトが多いと精神力が弱まる
早く降りたくなる
少なくても早く降りたいが アレ?
しかし そんなヒト達が降りれば
静かで良い 快適だ
バスに乗るのは
ほっほっほ とか
ひっひっひ とか
そうゆう笑い方をしそうな老人だけが
乗りなさい それならウルサくない
七十年くらい図書館詰めの
このワシが言うんだ
間違いないだろうさ
絶対 絶対にな
ほっほっほ
●あきれたよ●
はあ やれやれ
おじいさんには呆れてものも言えない
また自転車盗まれたんですか?
まったく カギを掛けないからですよ
いつになったら分かるんですか?
カギを掛けないからですよ まったく
ほっほっほ じゃあ ありませんよ
いっつも いっつも
いっつも いっつも
笑ってごまかせると思わないで下さいよ
だから
ほっほっほ じゃあ ありませんよ
いつになったら分かるんですか
ほっほっほ じゃあ ありませんよ
もう いいかげんにして下さいよ




