うどんを駆け抜けろ
一編
●うどんを喰らいやがれ!●
おう おう おう おう
うまい うまい どうだ んぅ うまいだろ おまえ
ふう ふう ふー うんうんうんうん ふう ふう ふー
毎日 毎日 シコシコシコシコ シコシコシコシコ 丁寧に揉んで
パンパンパンパンパンパンパンパン 叩きつけまくってたからね ふう ふう
ズルッ ズルズルズーーーッ
ん! あつ! あっつぅ! はあはあ 熱いわマジで
フーフー フーフー ふっ 焦って食い過ぎなんだよ おまえ
ゆっくり喰えよ ゆっくり…
ズルッ
アッッッツアアアゥ!!
ふっ ふっ 想像以上だな ふー
フーフー フーフー ふっ あなたもたいして変わんないじゃない
うるさいやい
しかし ホントいいコシしてるなぁコイツ
あなたとわたしで 毎日毎日頑張りまくったおかげね
ああ あの作業はホントに体力要るもんなぁ…
熟練じゃないと 到底不可能なワザだよ
足腰も強くないとダメだしね
そういえば あなたが最初 いきなり中に突っ込んだときにはビックリだったわ
直にかき混ぜ始めるのを見たのは 衝撃的だったわ
激しくて 激しくて もう直視できなかったわ
あんときは俺も若かったなぁ
いくらダレが若くても 直で鍋の中をかき混ぜるなんて危険行為よ
てゆうか ただの変態よ てゆうか 今も変態よ
ばかやろう! 直でヤるからロマンなんだよ
あのデッカいしゃもじもどきなんか眼中には無いからな! 理解するがいい!!
作るモノは そのひとつひとつの行為に 一生懸命 精を出すのだ!!!
ズルッ ズーーー ズーーーッ
ふぅ ふぅ ふぅ
あ 無視すんな!
ん… 美味しいわ あなた
ん!? そうだろう! そうだろう!! あっはっはっはっは!!!