表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
298/300

ガガガ

●わさび●


つーんつーんつんつーん


匂いがすごく痛い痛い


爽やかな痛みの匂い、だけど


自分が貰うには勇気もないと


背中に擦り付けるヒリヒリン


痛みがガガガと責めよってくる


背中に手が届かねえから抑えるすべも知り得ない


ヒリヒリヒリンヒリヒリヒリヒリン



●カネの涙●


始まりは誰でも忘れて生きている


大事なモノかももお分からない


そんなものでも守りながら


指先が撫でたモノに商品価値


つぶらな瞳をどす黒く染めて


白い歯をさらに輝かせて『いえすうぃーきゃん』


あごーあごーでっかいあごー


岩でも鉄でも鋼のやつでも


何でもいいからあごにぶつけりゃガガガと削れて『いえすうぃーきゃん』


国民の気持ちが知りたいのー


幼女発見抱き付くよー


キュルキュルキュルキュルキュル


カラダがちっせえスカート履いてる白ニーソ履いてる


うわーお『チェンジだ!』


後ろの茶色オッサン元私が叫ぶ「お父さーん、お父さーん」へいへいうぃー


叫んでますねえ


でも呪いで言えないの


『いえすうぃーきゃん』しか言えないの


うわーお所詮はエセモノ黒人


でも今の私は白いのよ『いえすうぃーしゃん』


本当はこんな姿を待ってたのー


スカートひらひら舞い踊る


私は蝶、超蝶ちょちょー蝶


「へいがぅる」


あら話しかけられたわ


そしてパフェおごられて今は


ベッドの上で、足をパタパタ動かすの


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ