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手ぶら

●手ぶら●


その手には、何も持ってはない。


キレイな白い手に、私の指が絡む。


その手が、繋がった。


何も持たないと、その手のひらは冷たい。


今、とても、とても温かい。



●クジラ●


「潮を噴け」と、私は言った。


喜ぶように潮を噴く。


私も喜び、肌を撫でる。



●キレイ●


業火というモノを

そのまま球状に収めたような

そんな危うい輝きを放っていた


今もその業火は

昔となんら変わらぬ大きさの

なんら変わらぬ強さで

輝きを放ち続けている

きっと昔も今もその先も

変わらぬ強さを放ち続けている

何かの全てが触れる前に

全てを焼き崩してしまうような

危うい強さを『秘めて』


それなのに

その業火は何も燃やしはしない

きっとこれからも

力を持ち

枯れない輝きを



いじらしく輝き続けている

業火は私をいじめてくる

全身から水気が落ちる

干物にでもして食らうつもりか

それとも

私に気付かずに

適当に空を歩くのか



きっと縛り付けている

誰かが

何かが

それを縛り付けている

強すぎる力を持つものは

いつなにをするか分からないから

そんな適当な理由を付けて

見えない陰が縛り付ける



●条件●


人が人であるが為の条件とは

自らの生きる道を閉ざすことだ


意志を噛み砕いて

誰かに服従を誓うこと


ルールという名の鎖を

全身の血管がぶちきれるくらいに

からみつけること


それが条件であろう


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