逆撫で
●逆撫で●
優しくしようと撫でたとして
それがキミを怒らせたとしても、
でも
柔らかな毛並みのさらさらな髪を
指にも絡まぬ汚れ知らずの髪を
やましい気持ちがあるともしれない、ボクの胸元に
キミは安心で預けたの
笑う顔は綺麗なの
ボクをのぞく、
黒い目の中には輝きがある
触れるだけでも傷つき品価値の下がる
繊細すぎる生きとしダイヤ
あなたの髪も、首も、肩も、胸も、可愛いおへそも、ひざも、指も、汚れなきキミの純真無垢も、
全部手に入れたい、けど、手にいれてはダメで
アナタの髪に頬を寄せて
キミに「可愛い」とだけ言っていた
汚れてからでもいいから
ボクを求めて
ボクをのぞく、
黒い目の中には輝きがある
触れるだけでも傷つき品価値の下がる
繊細すぎる生きとしダイヤ
触れられるだけでも贅沢なんだ
ガラス玉でも光を当てれば
少しぐらいは綺麗に見える
そう信じているのに
ひかりを拒むよ
輝く努力が欲しいのよ
でも輝かずにいたいとも思っているよ
ボクをのぞく、
黒い目の中には輝きがある
触れるだけでも傷つき品価値の下がる
繊細すぎる生きとしダイヤ
キズモノでいいからボクにくれ
あなたが嫌ってくれれば楽だった
あなたが懐くから逃げられない
あなたがいるから逃げられない
いっそ「キライ」だと言ってほしい
ボクをノゾく、
黒い目の中には輝きがある
触れるだけでも傷つき品価値の下がる
繊細すぎる生きとしダイヤ
優しい輝きから突き放されたい
涙でもいいからボクにくれ