ランボルギーニ
●ランボルギーニ●
パカラ、パカラ、ソラパカラ
空中でも、問答無用に跳ねている
ギャンギャン飛ばす
ビュンビュン飛ばす
誰もこの背には乗せない
俺は強いから指揮無用に跳ねている
ギャンギャンギャンギャン
付いていくこと忘れてはダメ
忘れることすら足りない
ケツは叩かれない
叩かれなくても別に速く走る
足が雲を踏んでいる
それが染みて古キズが広がる
キズは腐りかけている
空を裸足で歩いていたからだ
汚れた空気が汚れた足を更に汚す
どうしようもないくらいに
暴れすぎてキズもいっぱい付いた
よく分からん匂いにもまみれた
別に俺自体が
なにかしたわけじゃないけれど
なんかもお、いろいろなもんが面倒になっていた
だからカラダを震わして暴れた
イライラ削り
●一色●
もしもこの世界の全てが白ならば
カレーのシミすら白くなる
もしもこの世界の全てが青ならば
地平線を見失ってしまう
もしもこの世界の全てが黒ならば
キミの涙にすらも気付けない
もしもこの世界の全てが無ならば
この世界には生まれるべきではなかった
この世界の無から剥がれるように
どこらここらそこらを動き回るから
デリートが追いつかないんだ
もしもこの世界の全てに理性が無ければ
本当のイライラが宙を舞うかも
イライラが、目に見えているイライラが
膨れて膨れて破裂しちゃうかも
でも良いのよ
それで良いのよ
キミには肩を抱くギターがある
俺はなんの知識も無いくせに、涙が出た