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家具屋姫

●家具屋●


棚を見た

何かが落ちてきた

うひょー、棚からぼたもち!


でもぼたもちキライ

だいっきらい!


二階窓を開けてぼたもちを

ヒョイとヒョイヒョイと落としたよ

お年モチ、縁起良さげー。


ぺったんぺったんもちぺったん

犬の顔面にクリティカル!

犬怒る! 怒るプンプンと!

「痛いわん! 痛いわーん!」

プンプンしながら壁を歩く飼い犬!

四足歩行すげー!

「あー、なんか前足邪魔だわん」

そう言うと、前足はポロンと落ちてった

うそやん!

二足で壁を歩く飼い犬!

二足歩行すげー!


でも二足歩行か……


俺にもできるかな?


そう思って窓の外に出て

壁を歩くために壁を蹴った。

歩くとは、地面を蹴ることなり。

すると蹴りすぎて跳ねて

壁から真横の空中へと飛んでしまった。

飼い犬は唖然としている


このままでは、このままではマズい!


俺はアタマのバーコードな髪をガジガジ掻いて

考えた、いや、考えるフリをした

しかしフリだけでは何も生まれはしないらしく

地面との距離はみるみるうちに縮まっていく


マズいマズい死ぬぞコレ

奥歯を噛み締めて死を決意、

しかし死ななかった。

背中から死を抗う翼が生えたからだ

それがこの身を浮かすのだ


生えた経緯はなんだろう

今考えるとワケが分からん


しかしとりあえず死ななかったのだ

とゆうことに感動しておく



ちなみに犬は二階まで着いたが

何もすることがないので

横になって寝ることにした


寝る際に後ろ足が邪魔だったので、

犬は肛門から腕を出して

後ろ足を引きちぎって捨てた


これで眠りに専念できよう


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