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ひまわりブレッド

●ひまわりブレッド●


ひまわりのタネを

銃弾みたいに飛ばしたい

そう思い

俺はひまわりの顔から

タネを一個スポンって抜いた


そして手のひらの真ん中に

タネを置いた

するとタネがペカー☆と光り出す

俺のハンドパワーの影響を受けたからだろう

黒かったタネがゴージャスゴールデンに様変わりした


パチンとはじいた

ドギャーンて飛んだ


青空を飛ぶ、ひまわりブレッド

途中で誰かの飛ばした輪ゴムにぶつかる

でも勢いなんて殆ど無かったから

普通にはじいて飛び続けた


しかし飛ぶのはキツい

キツいキツいそのせいでか知らないが

ブラックなボディーにヒビが入った

ぴきっぴきっぴきっぴきっぴきっぴきっ

ぱきょーん!

割れた

中から芽が出たうひょー

空中で芽が出たうひょーうひょー

そのまま空中でグングン伸びていく

グングングングンムクムクムクムク

グングンムクムクムクムクグングン

グングンムクムクグングンムクムク

伸びていく


ひまわりになった

たったひとつのブレッドが

いつの間にか花となり

新たな子ブレッドを産んだ

産んだ産んだああステキ


花となっても変わらずに

空を飛び続ける花

しかしそのカラダも

子の重みを背負ったままじゃあいられない

それを母花は理解していた


だから今こそ旅立ちのとき

我が子達の旅立ちのとき


ひまわりマシンガンブレッド

ババババババババババババババ

ババババババババババババババ

ババババババババババババババ

ババババババババババババババ

ババババババババババババババ



いきなさい


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