夜ホタル
●夜ホタル●
夜の街は静かで
クビは締め付けられるように冷たい
街の窓は淡い光に包まれているから
鏡のように
全てを見つめられるようになっている
キレイな黒の空に付けられた星のラメが
光を手にして輝いている
だけどボクはその輝きを忘れているの
街のライトが暖かく、輝いているから
でも冷たく冷えることにいつまでも
ボクはいつまでも慣れてくれないから
街のイルミネーションに抱かれるように
どこかの店の冷たい窓に寄りかかる
夜の街は静かだけど
マフラーに締め付けられるから暖かい
街の窓は淡い光に包まれているから
鏡のように
全てを見つめられるようになっている
キレイな黒の空に付けられた星のラメが
光を手にして輝いている
だからボクはその輝きを忘れているの
街のライトが暖かく、輝いているから
でも冷たく冷えることにいつまでも
ボクはいつまでも慣れてくれないから
街のイルミネーションに抱かれるように
どこかの店の冷たい窓に寄りかかる
いまさらだけど
日本語おかしいよボク
知識もないのに強がって
意地はって夜に街でブラブラしてる
夜の街でブラブラしてる
誰かに闇とかに殺されないかとビクビクしながら
タバコくさい人の後ろでビクビクしながら
夜の街は静かで
クビは締め付けるように冷たい
街の窓は淡い光に包まれているから
鏡のように
全てを見つめられるようになっている
キレイな黒の空に付けられた星のラメが
光を手にして輝いている
黒ずんだ爪と
タバコに冷やされた指にも
無関心という感じで輝きをくれる