表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
255/300

夜ホタル

●夜ホタル●


夜の街は静かで

クビは締め付けられるように冷たい

街の窓は淡い光に包まれているから

鏡のように

全てを見つめられるようになっている

キレイな黒の空に付けられた星のラメが

光を手にして輝いている


だけどボクはその輝きを忘れているの

街のライトが暖かく、輝いているから


でも冷たく冷えることにいつまでも

ボクはいつまでも慣れてくれないから

街のイルミネーションに抱かれるように

どこかの店の冷たい窓に寄りかかる



夜の街は静かだけど

マフラーに締め付けられるから暖かい

街の窓は淡い光に包まれているから

鏡のように

全てを見つめられるようになっている

キレイな黒の空に付けられた星のラメが

光を手にして輝いている


だからボクはその輝きを忘れているの

街のライトが暖かく、輝いているから


でも冷たく冷えることにいつまでも

ボクはいつまでも慣れてくれないから

街のイルミネーションに抱かれるように

どこかの店の冷たい窓に寄りかかる



いまさらだけど

日本語おかしいよボク

知識もないのに強がって

意地はって夜に街でブラブラしてる

夜の街でブラブラしてる

誰かに闇とかに殺されないかとビクビクしながら

タバコくさい人の後ろでビクビクしながら



夜の街は静かで

クビは締め付けるように冷たい

街の窓は淡い光に包まれているから

鏡のように

全てを見つめられるようになっている

キレイな黒の空に付けられた星のラメが

光を手にして輝いている


黒ずんだ爪と

タバコに冷やされた指にも

無関心という感じで輝きをくれる


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ