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生活モニュメント[3]

墜落

作者: 袋小路 めいろ

風が吹いても

光が届いても

何も感じない

何も信じない

1人で歩く道は

グラついても1人だ

力の無い日は

アルコールに頼って

溜まりきったものは

金で発散した




人が嫌いなわけじゃ無い

人との繋がりが

ウザいわけじゃ無い

人と喋るのが

怖いわけじゃない

何かわからない




堕ちていくのは

僕の考え方

右へ左へ

迷うことなく

一直線に堕ちていく

暗闇の底で

何か思えるなら

教えて欲しい

何を思えば良い




色が良く見えない

光輝く朝日も

夜の星空も

ただの灰色

過ぎてく時間に

背中を押される事さえ

消えゆく感覚で

全くわからない




明るい世界が

描けないわけじゃ無い

明るい未来が

無いわけじゃ無い

道の生き方がわからない

繰り返す毎日が

わからない




堕ちていくのは

僕の人生

今のままでは

迷うことなく

消えてしまう

命の炎が

燃えているうちに

教えて欲しい

何ができるか




今だに動けず

堕ちていくモノ

心の空っぽ

価値ない時間

あるのは残骸

命の残骸

焦げた肉の匂いが

跡に残る


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