第二章 登場人物
●蒼い月
○レック (張田恭平)
黒目黒髪の剣士の少年。主人公。
武器はロングソード一振り。左手の小手で相手の攻撃を流しながら、右手の剣で一撃いれるスタイルを得意とする。そのため、防具は比較的軽装である。
治癒魔法を覚えた。
○グランス
ぼさぼさのくすんだ赤い髪の蒼い月のマスター。
騎士プレイ志望だが雰囲気は厳つい山賊風といった感じの大柄な体躯を誇る。
でっかい戦斧を振り回し、防具もそれなりに重装備。ただし、腕や足は要所にしか防具を着けていない。
両親と弟がいる。が、全く出てこない。
○クライスト (早川優司)
神官っぽい白いローブをまとった長身の金髪ハンサム。(ただし、美形が大多数を占めるこの世界では珍しくもない)
銃使いだが、殴るケルの徒手空拳での戦闘も少しはこなす。
防具は手甲以外は着けていない軽装型。
現実世界では彼女がいるらしい。
治癒魔法を覚えた。
○マージン
青系の服と防具で身を固めた青年。えせ関西弁の使い手。実はアメリカ人らしい。
焦げ茶色の髪と黒い瞳というアバターの配色は地味なのに、服装の色が残念なことになっている。
背中に巨大なツーハンドソードを背負っている。
防具は手甲とレザージャケットのみ (勿論青い)。
現実ではイデア社の下請け会社で働いていたらしい。
治癒魔法を覚えた。
○ディアナ
首から下を趣味の悪い紫のマントで覆い隠した魔女っぽい女性。口調もそれっぽくしている。
銀髪と濃紺の瞳の美形アバターだが、服装が全てを駄目にしている。
魔女っぽく杖を持ってはいるが、あまり役に立っていない。
現実では刑事をやっていた。凶悪犯を撃ち殺したこともあり、人殺しへの耐性を持っていた。
○リリー
軽装の小柄な少女。神官志望。
鍵開けが得意で、周りからは盗賊だろうと言われている。好奇心旺盛で、時々トラブルを起こす。
目を引くきれいな金髪碧眼。
武器は短剣とパチンコ。防具に該当するものは指先の出ているレザーグローブとブーツ。ミニスカートが好きだが、実際にはショートパンツを穿いている。
○ミネア
青い髪の少女。背中の弓と頭の帽子が如何にも狩人っぽい。
防具に該当するものは革製の手袋とブーツ、チョッキくらい。方向距離感覚ともに優れている。
言葉遣いは丁寧だがどもりがち。
最近、ちょっとグランスが気になる。
治癒魔法を覚えた。
●風見鶏
雨の森で蒼い月に助けられたクラン
○タックス
クランマスター。
○リツコ
オオトカゲにやられて死にかけていた。
○ミツクニ
オオトカゲにやられて死にかけていた。
○ギガビー
○レイニー
○アキラ
●冒険者ギルド
大陸会議によって冒険者達の支援のために設置された組織。こっちと紛らわしいので、従来のギルドはクランに名称変更された。
○サイマ
エントータのギルド支部長
○ルル
エントータのギルドの受付嬢。
●大陸会議
キングダム大陸のプレイヤー達をとりまとめる巨大組織。15の有力クランを中心に構成されている。
○エルトラータ
フォレスト・ツリーのマスターで大陸会議の議長でもある。
黒髪とアンバランスな金色の瞳の穏やかな男性。
○ピーコ
商業系クラン「ふたこぶらくだ」のマスターの女性。
大陸会議では副議長。情報の収集、整理担当。
ウェーブがかかった焦げ茶の髪を肩まで伸ばしている。
○レイン
戦闘系クラン「銀竜騎団」のマスター。
大陸会議の副議長を務める。
外見は金髪碧眼の優男だが、万に届こうかというクランメンバーをしっかりまとめ上げている実力者。
○パンカス
戦闘系クラン「アヴァロン」のマスター。
○ケイ
「ティーパーティー」のマスター。
きれいな黒髪を結い上げた芸者風の女性。
○ギンジロウ
ある冒険者系クランのマスター。