第二章 緑編 1つの約束1つの狂気
フランside
緑が出してくれるって言ってから3日が過ぎた。
でも、緑は帰ってくる気がしない。
「どうしたんだろう・・・」
頑張ればこのバリアさえ抜けれるけれど、いつ私がおかしくなるかもわからない。
たぶんだけれど、お姉さまを見ただけで私はおかしくなると思う。
でも、緑が心配。
だって、私の初めての友達なんだもん。
=フランの部屋の前の牢獄=
さて、どうにか出てみた。
あ、緑が牢屋の中で隠れている。
緑、私怖くないでしょ?
ゆっくり近づく。
なのに緑は牢屋の鉄柵の間を通って逃げていく。
あれ?私が怖いの?
今思えば、私の口から言葉が出ない。
ついでに言うなら体の自由がきかない。
緑が逃げる。 体の自由がきかないならば、私は殺してしまうかもしれない。
緑を追いかけないようにしたいが、動かない
緑! 逃げて!
その言葉も緑には届かない。
そこから私の意識がとんだ。
=牢屋 入口階段=
入り口前で私は寝ていた。
周りを見ると、血だらけで。牢屋さえも壊れていた。
「えっ?」
今度はちゃんと言葉を言えた
(私がやったの?)
牢屋の柱は崩れ、人の死体が5~6体。
「あ、あ、ああああああ」
おかしくなりそうだが、一つ気づく。
私の部屋がない。
ということは、ここはさっきの場所ではない?
1つ深呼吸して落ち着いて。
階段を上がっていく。
1段1段しっかりと。
初めての地上へ。
扉を開ける
「さて、探しに行かないとねっ!」
フランは紅魔館の廊下を走り出した
先週出せなくてすいませんでした。そして今回も少ない内容ですいません。
先週から熱を出したりして、忙しかったので遅れました。
そして今週はこれだけではないと思いますっ




