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戦闘ではないかもしれない。

やっちゃったかも

「助けなければ」


俺は無意識の内に駆けだしていた。

そして、雄弥から一番近かった黒服に殴りかかった。

 バキッ

何か嫌な音がしたが気にしない事にした。

他の黒服は突然の俺の登場に戸惑っているようだ。

 今がチャンスだろう。

 敵の数は八人。

 さっき殴った奴は、首から上が無いからカウントしない。


「うぉぉぉぉっ!!!」

美少女を捕らえている黒服に殴りかかる。

 バキリッ。

二人目だ。

ようやく黒服達も俺が敵だと認識し、剣を構えた。

 あと七人。

 これでは分が悪い。ここは目的の彼女と一緒に逃げるのが得策だろう。

「逃げるよ。」

俺は彼女の手をそっと掴んで逃げの体制に入る。

「えっ、」


しかし奴等もそう簡単に通してくれそうには無かった。

リーダーらしき男を中心に俺は囲まれた。

奴は言った

「派手にやってくれたじゃねぇか。今度はこっちの番だなっ」

奴が剣を振りかぶった。

もう終わりだなと思った。


だがその時、雄弥は何故この世界へ来たのかを思いだした。

そうだ、俺はチートで楽しむためにこの世界にきたんだっ!!

それを邪魔されてたまるかぁっ!!


雄弥は本能的に、黒服達を吹き飛ばし斬りきざむ魔法を唱えていた。


「バギク○ス!!」


「なっ、なんだ。この竜巻はっ!」

「うわぁ、助けてくれぇぇっ。」黒服達は血塗れになりながら、空の彼方へ吹き飛ばされていった。


「な、なんだったんだ。」


そこには雄弥ととても美しい少女が取り残された。空を見ると、ようやく太陽が空に昇りきったようだった。

短いなぁ

精神力ですねw

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