やった、とうとう来たぞ!
小説書くのはこんなにつらかったんですね。
目を開けるとそこは白い世界だった・・・。
「うーん」
雄弥は一つ大きなあくびをすると、
目の前にいる白い爺さんを見て、本能的に彼が神だと認識した。
まずい・・・
なんか神様が頭下げてるし・・・
どうすればいいんだっ!!?
等と考えていると、勝手に神は喋りだした。
「おまえさんを、間違えて殺していまったよwww」
え?
今なんて言った?
俺はやっぱり死んだのか?
そう思っている間にも神らしきクソジジイは、
「すまんのぉ、ちょっとおまえさんの横に暴走トラックを間違えて転移させてしまったのじゃよw」
は?
間違えてだと!?
しかも語尾のwは何なんだ・・・。
ふざけるなよっ!!
人の大事な人生をこんな風に!
「ふざけんじゃねぇ!」
俺は怒りでいっぱいだった。
自分が赤信号に突っ込んだ事も忘れていた。
しかしこの怒りは神の一瞬の一言によって綺麗にきえてしまった。
「お主、異世界転生とかどうじゃ?」
え?
えええええ???
きたぁぁぁぁぁぁぁぁおおお!!!!
「わしに負があるしのぉ、
チート級の特典もつけるぞぃ」
きてるぞ
ついにきたんだ!
「是非宜しくお願いします!!」
気づけば、雄弥は必死に頭をさげていた。
「おぅ、おぅ、いいぞい。
特典は身体強化MAXとかでいいかの?」
「え、俺魔法があるところがいいんだけど・・・。」
「しかたないのぅ、では魔法も困らないようなチートをつけておくわい」
よっしゃゃあああああっ!
とうとうきたのだ、この時がっ!
「そろそろ転生するぞい」
「え、ちょっとまっ、」
しかし俺の台詞は最後まで続かなかった。
何故なら、雄弥の下の地に大きな穴が空いたからだ。
「うぎゃー!?
ここまでテンプレかよ!」
俺はただ叫ぶ事しか出来なかった。
アドバイスが、欲しい・・・。




