おジいさん、異世界突入!?
一話一話大変に短いです。
めんどくさいなぁと思うと思います
この世には、摩訶不思議というものが多数存在する。
UMAや学校7怪談。天国と地獄や神様。
そういった代物が日本以外にも存在する。
だが、そんな摩訶不思議は今現在、この世に存在する。
そんなものはUMAの一種だろう。
いや、違う。
本当にあるんだ。
しかも、その被害は俺だけ…
俺こと雅在は、現役バリ(現役バリ×2といえるほどの若さはない)の45歳。
平和で地獄な日々を送っていた。
だが、ある日のことだった…
いつものサラリーマンとしての生活をこなしていた俺の目の前に、突如として変な物体がドカーンと落ちてきた。
それは、半径10m程ありそうな大きな円。
「な、なんだこれは?」
時刻は、深夜12時。
酒を飲んできた後だったから、頭でも打ったのだろうか?
周りにはどんどん野次馬がくる。
「ねぇ、これなに?」「おい、なんだよこれ…」
そんな声がノイズのように、聞こえてくる。
人通りの少ない道のせいか、街灯が全く無い。
そのせいで、本当に落ちてきたのか、分からないのだが、周りがザワザワしてるってことは、なんか落ちてきたんだよな…
ウィーンというモーター音が聞こえる。
まぁ、酒が全身にまわっていて、ザガァーと聞こえるのだが…
「雅在殿、お迎えに来ましたよ。
さぁ、どうぞこちらへ」
俺の体が浮く。
その浮遊感が恐怖となり、一気に酔いが覚めた。
「な、な!?」
浮いた体ではなんの抵抗力もなく、されるがままに丸い大きな円盤の中へと入れられた。
☆★☆★☆
「ようこそ、いらっしゃいませ。
今から異世界へとお運びいたします。」
もう、何が起きているのか、状況が掴めなかった…