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夢を叶えに  作者: 銀の字
4/6

過去 1回表

 秋月の父は小中高と野球部。母は高校時代に野球部のマネージャー。

 そんな両親をもち秋月の近くにはいつも野球があった。

 父とはよくキャッチボールなどをして遊び、幼いころから家族で野球観戦にも出かけた。

 そうやって育った秋月は自然と自分でもやりたいと思い、リトルチームの入団届けを持ってきた。

 両親は迷ったらしいが、秋月は必死に頼んでやらせてもらうことになった。


 秋月は入団してすぐに自分が周りの子より上手いことに気がついた。

 元々運動神経も良かったが、父とキャッチボールやバッティングをし、その際に守備や送球など一通りのことを教えてもらっていたからだろう。

 秋月の所属していたチームはそれなりに強豪でもあったが、秋月は4年生で唯一のスタメンとなり全国大会に出場まで果たした。

 両親は応援にも駆け付け喜んだが、同時に不安な面もあった。

 秋月は女の子であり、今は男の子たちをも凌ぐ実力もっているが、それをがいつまで続くかわからない。追い抜かされた時ショックを受けるのではと考えていた。

 だが、両親の心配をよそに秋月もそれを十分に理解していた。たとえできても小学校までだろうと。


 転校することになった。

 5年生を前にして秋月は今住んでいる街へとやってきた。

 調べてみるとそこにも野球の強豪チームがあり入ろうと思っていた。だが、

 「ポジションどこ?サード!?よし!これでそろったぞー」

 「ちょっと私入るなんて言ってない」

 「いやーよかったこれで試合に出られる」

 「試合?あんたらのチーム何人なの」

 「お前を入れて10人!あっ違う!あと1人増えるから11人」

 「はぁー?そんなの絶対入らないからね!」

 なんて言っていたが、秋月は自分の意思でそこに入ることとなる。

 そこで愕然とする。

 自分がチーム内で1番下手だったからだ。それも段違いの実力差だった。


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