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元同僚達へ

作者: といち
掲載日:2026/04/05

大好きな元同僚達へ送る。

私が元同僚達に抱いた感情について。

 私の退職はあっという間に過ぎていった。

 デスクの片付けも、退職手続きも。


 仕事にかけた情熱も、言葉も、苦しみも、喜びも、全てが嘘のように過ぎていった。


 思い残すことがあるとすれば、元同僚達に向けた愛だ。


 元同僚達のことは今も愛している。

 けれど、会社を辞めたことで、この愛は誠実ではなくなった。


 好きだ。元同僚達のことが、会社のことが。

 けれど、私は耐えられなかった。合わせられなかった。

 だから離れた。


 それまでの感情だった、と言われても仕方がない。行動がそれを証明している。


 私は会社から逃げたのだ。

 そこに居続けることが、私には耐えられなかった。


 私の受け取り方の問題だった。

 世界に、拒絶されていると感じてしまう、この感受性が憎かった。


 愛しているよ。たとえ嘘でも。私は今も愛してる。


 願わくば、会社に発展を。元同僚達に栄華を。

 届けてほしい。この愛の分だけでいいから。


 好きだよ。大好きだ。

 嫌いになったことなどない。憎いと思ったこともない。

 好きで好きで、どうしようもなく、離れたかっただけなのだ。


 これは門出だと、最後の帰り道で言い聞かせ、一人歩いた。

読んでくれてありがとうございました。

身近な同僚達に思っていたことを少し形にしました。

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