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魔法世界の王女は、恋をしてはいけない人に恋をしたーアイドルを夢見るわたしですが、世の中は厳しすぎますー  作者: りなる あい
第五章 ~3年生 前期~

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5-6. ハオ視点:覚悟の示し方

俺は口封じの魔法がどんなものか、身をもって知っている。

一度、抗ったことがあるからだ。


あの時の苦しさは今でも忘れられない。


そんな強力な魔法だと知っていて、それでも俺はソランティア様に頼んだ。

ソランティア様が記憶装置の魔法を考えていることも、何となく予想できた。

自分がもし同じ立場だったら、そうすると思ったからだ。


でも、記憶装置だけはどうしても避けたかった。

ネネルーナに関する記憶を消したくない。

彼女との思い出も。

消されるくらいなら、その責任を背負ってずっと生きていく方がマシだ。


俺の覚悟を知れば、信頼にも繋がるはずだ。

ここまですれば裏切らないだろうと…

やるしかない。

もう、後戻りはできないのだから——。



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