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異世界楽園BADEND  作者: 成瀬莉雨
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第一話

ぜひ読んでくださいー

「ガチャ(ドアの音)おはよー、今日は何のギルドステージに行く?……って、えーーー!」

いつもと同じドアを開け、いつもと同じ日々が始まるはずだったのに……なんでこうなった!!


「なんか……8人増えてる!?」

呆然とする私にヤヲは

「今日からこのパーティに8人新しく入ってくれることになりました!」

と笑顔で話す。

「……いっつもいっつも、私に何で教えてくれないの!!言ってくれなきゃ困るし、それにそこの8人には悪いけど弱い子が増えたって足でまといにしかならないし」

「「「「弱くないし、足でまといにもなりません(ならねぇ)!!」」」」

8人全員あまりにも息がそろって言うのでびっくりした。ていうか、この8人は何にも悪くないし、本当に悪いのは……ヤヲじゃん!!!

「8人が本気なのは分かった、てかヤヲ!!さっきから無言だけど、元はと言えばヤヲが悪いんだからね!?」

「えへ、バレちゃったか、でもさこのパーティは俺とラムだけの2人だったから、人数少なくてイベントにも参加出来ないし、何よりラム対戦の時に大変だったらやだなって思って……ごめんなさい」

しょんぼりしてヤヲが言う。んーもう!可愛すぎか、この私の目の前のヤヲとか言うやつは天然のタラシなんだよなー、まぁ何年も一緒にいるからトキメキもなにも無いんですけどね、まあ、そんなことは置いといてヤヲが言うようにイベントに参加出来ないことはパーティにとってかなり不利だし……ここはヤヲの考えに乗ってやるか、

「んー、しょうがないなぁ、、、。まあ、ちょうど私も今回のイベント参加したいと思ってたし」

「やったー!ありがとうラム!だーいすき!じゃあ、早速戦いに向けての練習しに行こっか!近くのギルドに練習場の場所借りてるんだ!」

「「「「行きましょー!」」」」

「えー!って私はパス」

「なんでよー!ラム!」

「そこまでやるとは言ってないでしょ?連れてきたヤヲが教えてあげてよ。」

ごめんだけど今日は、気が乗らん。

「で…でも、その練習場の近くにに最近強いチームが居座ってるらしくて……ラムが居ないと寂しいし怖いし……」

ヤヲがうるうるした目でこっちを見てくる。うーん、、もう!行けば良いんでしょ。

「分かった、行くよ」

「やったー」

ヤヲの罠にまんまとハマってる気がするのは私だけ?

「じゃ、皆装備つけて10分後にここに集合で!」

「「「「了解!」」」」


ー10分後ー

「じゃ、行こーう!しゅっぱーつ」

「「「おー!↑」」」

「おー↓」

はぁ、なんでこうなっちゃうのかな、まぁ予定はあったけど明日でも良かったから、別にいっか。てか、男子だけに分かる謎の会話が物凄い盛り上がってる、、うーん、私の居場所がない、、、、。まぁ、静かで良いんだけどさ。

「着いたぞー!!」

いろいろ考えてるうちに着いたみたいだ。ヤヲが列の先頭でジャンプしながら手を振ってる。相変わらず元気すぎてついてけないんだけど……

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