第1章08 武闘大会予選、頑張ります!
最近、1週間がヤバイ…
忙しい…(泣)
「サーーーーあ!はっじまりましたぁーーーーーー!国王陛下主催の第5回国王杯武闘大会デーーーーす!今年のエントリーはーーー…ジャストミート100人!いいねいいねいいですねー、フォーーーーーーーーーーーー!」
なんだこいつ!テンション高い!ジャストミート100人ってなんだよ!表現間違っとるわ!いいねいいねうるせーーー!と思いながら一言
「これ国王主催なんやね。」
「これっからーー!よっセーンやるよぉ〜ーーう!というわけデェーーーーーーーーーー!各各カーーーーーく会場えぇーーーーーーーーーー、レーーーーーーーッツゴーーーーーーーウ!」
うっせー。しかも聞き取れーん。この司会はツッコミどころが多いな。
「ユウシさん試合会場に行きましょう!私は4試合場です!」
「ん?ああ、行こうか。んんと、俺の試合会場は……あ、あった第5試合場か。予選は5会場で一会場あたり20人と…本戦出場は各会場上位5人計25人か…。」
「…!」
「ん?どうした、ガブ?」
「ユウシさん!頭の回転早いですね!周りの人見てますよ!」
「……」
こんぐらいできろよ!この世界の住人たちバカなの?!視線が…
気にすんな、俺!気にしちゃおしまいだ!試合会場に行こう!
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「では、ユウシさん、ご健闘を祈っています!」
「ああ、ガブも頑張れよ。」
「はい!一緒に本戦行きましょう!」
会場にやってきた。観客がたくさんおるなー。
「えー、俺は何試合目だ…5試合目と…。…5が多いな。相手は…」
「おい、そこのお前。」
ん?なんか、いかつい奴が…
「なんか喋ろよ。お前がユウシか?」
「そうだが、なんか?ああ、あんたがペタローニャってやつか。フヘ、ふふ、ふふふ。」
「何笑ってんだよ、ゴラァ!モヤスィイみたいなやつが!」
「ひひだっだって、みっ見た目となっ名前があっとらんやん!いや〜、ばりうける〜!」
「…チッ。試合でボコボコにしてやるからな。まあ、モヤスィイだからすぐ終わりそうだけどな!」
「人を見た目で判断するやつかー。あとで(俺に)やられるぞー。って聞いちゃいねーか。」
出番が来るまで試合を見とこうか。
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結果は…
1試合目 赤 ルンバvs白 コルハショフ
勝者 赤 ルンバ
2試合目 赤 ボリスマンvs白 ルジア
勝者 赤 ボリスマン
3試合目 赤 ジュウノウvs白 ガトリング
勝者 赤 ジュウノウ
4試合目 赤 クジマンvs白 グーロック
勝者 赤 クジマン
「……」
赤しか勝ってねぇ。ちなみに俺が白だ。観客は流れ的に赤が勝つだろうと予想している。こういう試合では賭けがあるそうだ。5試合目は赤に賭けてる人しかいないらしい。
「ええと、シューガ・ユウシ様、準備に入ってください。」
「はい。」
「ペタローニャ様、準備に入ってください。」
「ああ」
「ペタローニャ、今年も優勝狙えよ!あんなモヤスィイなんて即殺だ!」
「おう、試合場確認でモヤスィイ野郎に挑発されたからな!やってやるよ!」
俺はほかのやつに声をかけられたが気にせず愛刀『神王』の調節を行った。
「さあ、祭りの始まりだ。」