第1章05 俺、冒険者登録します!
王都に着いた。当たり前だが人が多い。武具店に用があるので武具店に向かった。
「いらっしゃい。なにを探してるんだい。」
「ガブ…この子の武器・防具を探してるんだが…。」
「その嬢ちゃんかい。前衛かい?中衛かい?後衛かい?遊撃手かい?」
「わたしですか?わたしは支援が得意です!」
「支援系かい。ほんだら後衛だべ。対魔法防具とか対飛び攻撃防具がいいべ。武器はぁ…護身用の短剣がいいべなー。チーとまっちょくれぇー。ええっと…あ、あったあった、これだべ。これはおらが作った中で最高のものだぁー。ちょっと使ってみてけろー。」
「はい!使ってみます!ユウシさん試し斬りできる何かありませんか?」
「ん?笑人形あるけど。使う?」
「藁人形ですか?ありがとうございます!」
俺は笑人形を取り出した。
「ほい、笑人形。」
「ありがとうございますぅ〜!って、藁じゃないですよー!これただの笑ってる人形です!藁の人魚ですよー!」
あ、怒った。かわいい。
「ああ、ごめんごめん。ほい、藁人形。」
「ありがとうございます。ユウシさんふざけないでくださいよー。」
うわ、かわいーーー!ほおプクッと膨らましてるよー!
「はああぁぁぁぁぁ!」
声を出しながらガブは試し切斬りをした。
「いいですね!これいいですね!ユウシさんこれがいいです!」
「わかった。これで。あと防具は対衝撃・物理攻撃用があったほうがいいな。対衝撃・物理攻撃用を頼む。」
「承知した。62000ルアンだべ。」
買い物を済ませた。よし冒険者ギルドに行こう。冒険者登録だ!
冒険者ギルドに着いた。ギルドは王宮の近くにあった。
カランコロン。ギルドのカウンターは…あった。俺はギルドカウンターへ行った。
「すみません。冒険者登録したいんが。」
「はい。冒険者登録は2名様でよろしいですか?」
「ああ、2人分で。」
「わかりました。こちらにお名前とその他の情報を詳しくお書きください。」
ギルドの受付さんが紙とペンを2つずつ渡してくれた。ギルドカードはあると便利らしい。しかも紙に書いた情報は基本見られないらしい。見られるのは名前、経歴、年齢だけらしい。
冒険者のランクは鉱物とアルファベットで判別されるらしい。
Gランク:鉄製 見習い 登録仕立て 雑用
Fランク:オスミウム製 スライム討伐 雑用
Eランク:パラジウム製 副業でやってます
Dランク:ロジウム製 本職冒険者です!
Cランク:銅製 ど真ん中ランク
Bランク:銀製 そこそこ強い
Aランク:金製 武闘大会の強者
Sランク:白金製 勇者のお供レベル
SSランク:ミスリル製 勇者レベル
登録が完了し特に何もすることがない。何か面白いクエストがないかなーと思ったけどランクが足りない。受付さんに頼んだらやらせてくれるらしい。けどめんどくさいから諦めた。
宿に戻ってきた。何もすることがない。宿にいてもつまんないので諦めたものをやろう!と思いギルドへ向かった。