ロード2
俺と優は些細なことで喧嘩になっていた、
ある日俺のことを優は無視してタバコを吸っていた。
俺が話しかけるとかかってこいやといきなり言ってきて掴み合いになった。
俺は馬乗りになられ殴られたがそこから逆に俺がマウントを取りボコボコにした。
そのあと優とコンビニに行って優はアイスを買ってくれて、「ごめん」と言って謝ってきた。
それから俺達はまた仲良くなったのだった。
その頃丸中では2年が3年に勝ったと言う噂が広まり3年の奴らは顔が立たなくなっていた。
2年には強い奴らが5人いて3年の代表5人とタイマンで勝負することになり2年が全勝で勝ったらしいのだ。
俺はそれは許せなかったから3年を呼び出した。
そして話して仲間にならねーかと聞いた。
そいつらは少し考えてわかったと言ってくれた。
その中の2人は毎日俺の家に来ていた。
それと大中の奴らもいつも電車やバイクで遊びにきていた。
そんなある日
丸中の溜まり場であるゲームセンターにみんなで行くことになっていた。
ゲームセンターに入るとそこには丸中のOBと2年がたむろっていた。
最悪と思って中に入ると2年がいきなり文句を言ってきた。
おい、何しに来たんだ!
とするとOBがいきなりタイマンはろうぜと言い出して俺達はやることになった。
そこの屋上の駐車場に移動して、
一試合目は司とOBのやつがやることになった。
司は図体は逆三角形で喧嘩は負けたことがなかった。
司は始まってすぐ蹴りを入れたがその拍子に靴が脱げてしまった。
だがそんなことお構い無しでハイキックを入れ顔面にアッパーボディにも何発か入れて倒した。
二試合目はタカと丸中2年のボスがやることになった。
図体は同じくらいだったがタカの方が一枚上手だった。
捕まえて背負い投げから馬乗りになりボコった。
そして三試合目俺はOBとやることになった。
そいつは背は高いが細い奴だった。
俺は構えてジャブを顔面に入れまくりストレートをボディに入れた。
だが相手はリーチがとても長かった。
俺は同じ数パンチを出しているが相手は倍当ててくる。そんなに強くはないが何発もくらい俺のパンチが当たらないとさすがにきつい。
俺はそいつの首をヘッドロックした、そして顔面を思い切り殴り続けた。
目が潰れているとこを最後は膝蹴りで倒した。
これで丸中とのいざこざは無くなり、その2年の奴らとも仲良くなった。
タカは3年の最後の方に急に真面目になった。
俺は何故か裏切られた気持ちになった。
でもタカはそんな気持ちはなく、俺のことを思ってくれていた。
でも俺はわからなかった。そして廊下で俺はタカの胸ぐらを掴んでふざけんなタイマンだと言って校庭に呼び出した。
校庭の砂場の上で始まった。
俺は突進してくるタカの顔面を思い切り殴った。
だが効かず、そのまま後ろに回られ掴まれてバックドロップをされた。
そのまま馬乗りになられて「俺お前殴りたくないから」
と言われて俺は負けた。
初めて負けた俺は悔しかった。
だから帰りにタカを待ち伏せして後ろから殴りかかって次は俺が馬乗りになって言ってやった。
「俺お前殴りたくないから」
と言って殴ってやった。
それから俺達はまた仲良くなった。
だが次は東中の2年がカイを倒したと聞いた。
俺はカイの家に行った。
話を聞くとその2年の奴は後ろからトントンと呼ばれて振り向くといきなり殴って来たと言うのだ。
そのままボコボコにされたらしい。
俺はすぐにそいつを呼べと言ったがカイはそんなんじゃ意味がないと言ってきた。
自分でどうにかしたかったのだろう。
その日俺は何もせずに帰った。
それから丸中の2人と大中のまさと遊んでいる時のこと。
まさと丸中の1人が先にゲーセンに行くといい先に行かした。
それで俺達も行こうかと思っていた時まさから電話がかかってきて助けてと言う。
どうしたと聞くと、東中の2年が喧嘩を売ってきたと言う。
俺は急いで向かった。
するとそこには東中の2年がいた。
俺はこいつにはカイの件から腹が立っていた、
すぐに近づいてこいつらが何したと聞いた
するとガン飛ばして来たと言う、
そんなことで喧嘩売るな、お前らもなんか言えと俺は言った。
その2年の奴は俺達が来てすぐに帰ったがまさが歯痒いと言い出して、やはりボコることにした。
まだ近くだろうと思い、駅に向かった。
まさは司とまさの親友のタクを呼んだ。
丸中の2人は帰った。
駅で待っていると、
東中の2年がやってきた。
だがそこには見たことない奴らもたくさんいた。
確実に年上のヤツらだった。
そしてタイマンを代表戦だけすると言い出した。
タクが俺がやると張り切っていった。
相手はもちろん東中の2年。
こいつは強いのかと少し楽しみだった。
始まってすぐタクがボディに入れまくっていた。
相手はオエッオエッと言いながらも耐えて殴ろうとしていた。
その日は雨上がりで少し地面が濡れていた。
タクは足を滑らせ頭を打った。
そこにその2年が蹴りを入れてタクは気絶した。
そして年上の奴らが近づいてきて
「お前らの負けだ」
と言って帰っていった。
すぐにタクのそばに行って起こすとごめんと言って笑っていた。
あれは確実にこっちの勝ちだったがまぁいいだろう。
それから家に帰ってみんなで酒を飲んで年上のやつの
「お前らの負けだ」を連呼して爆笑していた。
これでまた俺達の仲は深まった。
卒業式の日俺達は後輩にボタンやボンタンを受け継がせていた。
それが終わり俺の家には東中三中桜中丸中大中北中のメンバーが集まった。
そしてみんなでゲーセンに行こうと言うことになり行くと、そこには大中のOBがいて俺に喧嘩を売ってきた。俺が大中と仲良くやっているからだ。
でも大中の奴らが止めて何も起きなかった。
俺と優は同じ高校に進学でタカは県外、ダムは違う高校に進路が決まっていた。
俺はいつ辞めてもいいから適当に出ようと思い、
不良が多い学校に決めた。
そこは優が行こうと言ってきたから決めたのもあるけど。
そしてみんな仕事や高校で別れ変わっていくのだった。
高校入学式、入って早々喧嘩だった。
俺は結構名が知られていてすぐに友達はできた。
それにヤキモチを焼いたデブが喧嘩を売ってきたのだ。
俺はそいつをトイレでボコったあとすぐに帰ろうとした。
するとそいつは舎弟にしてくださいと言ってきたから、俺はやだと言って帰った。
そして帰りの電車でビックリすることがあった、
同じ高校に丸中№2サルと三中のしょうがいた。
俺は話しかけて昔の話をした。
するとサルと、しょうは仲良くしよう同じ学校だし。
と言った。
俺もそうだなと言い仲良くなった。
だがこの平和も長くは続かなかった。
高校生活も慣れてきたある日俺は高校に行かなかった仲間と遊んでいた。
話していると俺の高校の奴と揉めていると言うのだ。
誰?と聞くとサルだった。
でどーすんの?と聞くとその高校のサル達のグループと今から会ってタイマンと言うのだ。
そして時間になり会いに行くとサルとしょうと帽子とアシメがいた。
俺の仲間は全員とタイマンすると言い出して全員とやることになった。
俺の高校の奴は意外と不良も多く喧嘩も多かったからやる気満々だった。
だが帽子もアシメも弱く、すぐに終わった。
それからは何も無く高校生活を送っていた。
帰りの電車で俺はあることに気づいた。
俺らの専用車両があったのだだがそれは3年と1部の2年が使える車両だった。
そこにいた2年はなんと同じ中学の安だった。
俺は「安ー!」
と言って安に近づいて行くと安は普通に話してくれた。
3年も何も言わなかったから俺と優はこの車両を使えた。
安も同じ高校だったとはと話していると家も以外と近かった。
それで俺は安と少し仲良くなった。
そんなある日俺の同級の幼馴染みから電話があった。
会えないかと、俺はいいよと言って家に呼んだ。
するとそいつは俺に相談があると言った。
聞くと平野と言う俺達の同じ中学の先輩にバイクを買わないかと言われて、初めは5万と言っていたのが今日になって10万と言ってきて無理と断ると今からボコりに行くと言ってきたらしいのだ。
それでビビって俺に言ってきたのだ。
平野は中学の時に俺は喧嘩で勝っていたから電話して文句を言ってやった。
そしたら平野は中学の、恨み返すと言い出して会うことになった。
俺は待ち合わせ場所に行ってタイマンはることになった。
約2年ぶりの平野とのタイマンだ。
どれだけ強くなっているかと思い始まった。
平野は顔面めがけて殴ってきたが大振りで当たらない。体は鍛えているみたいでがたいは良くなっていたがやはり弱かった。
俺はパンチを連打でボディと顔面に入れて、顔面膝蹴りで終わらせた。
もうするなよと忠告して帰った。
平野はその後高校もやめて、働いていたがそこでも店長と喧嘩をして今はどこにいるかわからない。
会っても話さない様になっている。
この頃俺は高校に行かなかった仲間と一緒に単車に乗ってよく走っていた。
健と単車に乗っていると車に乗っている人に
「おい、そこのゲーセンこい」と言われて言った。
そして話をしているとその人達は元暴走族でそれを復活させて欲しいとの事だった。
そして単車に乗っているもう1人の仲間も呼んで俺達は話をしていた。
でも俺たちは族とかじゃなくていいと言うとそっかと言い諦めて帰って行った。
それからはみんな真面目に働き出して仲間とはあんまり会うことは無くなり喧嘩も無くなった。
そのまま卒業して再会したのは成人式だった。
みんなちゃんと大人になっていた。
結婚したやつもいた。
その後はちょくちょく会って飯いったり飲んだりして楽しんでいる。
こういう経験があるから今ちゃんと出来るし、
アホだったなと思える。
まだ書けなかったこともいっぱいあるけどそれはまた書きます。
終わり