第七話
やっと神様登場です!あと1話か2話でやっと異世界に行く事になります!もうしばらくお待ちください!
「やぁ~お持たせしちゃって悪かったね」
銀髪にローブ…顔は最上級のイケメンだが…コイツ人間じゃ無い?
圭太は本能的に目の前の存在を恐れていた
「そんなに怖がらなくても大丈夫だよ~~別に取って喰う訳でもないからね~~
さて、何でこんな所に自分たちがいる事から説明しようじゃないか」
目の前の青年は間延びした口調ではあるが、逆らう事を許さないと本能に直接命令しているような感覚を与えてくる
それにしても本当に何者なのか?まるで小説にあるような神とでも言えば良いのか…?
って事は俺たち死んだ?いやいやありえないだろう…圭太は一瞬の間に自己回答で決着をさせてしまう
しかし、残念ながら圭太の考えはあながち間違えではなかっとこが後々判明するのである
「いや~そんなに心配しなくても大丈夫だよ圭太君、それから君が考えてるのはある程度正解!
私は君たちが言う神様ってのと同等の存在と考えてくれて構わないよ
違っているのは君たち自身死んだ訳でも無く、こっちに呼び出された訳でも無い…君たちはコピー…オリジナルの君たちは今もゲームをやってるって事ぐらいかな?」
圭太視点
いやいやいや、何勝手に俺の思考読んでんすかこの人は…って神様か
しかしコピーね…と言う事は実質俺たちは戻れないって事だろうし…
圭太はいろいろ考えて唸っていた
透視点
これってアレか!?異世界デビューってやつか!?エルフとかドラゴンとかの世界か!?
うぉぉぉぉぉぉ!!!
と、鼻息荒くなっている
楓視点
異世界キタァァァァァ!!!
透と同じ思考回路なので…略…
桜視点
神様ですか…小説なんかだとおじいさんとか巨乳とか多いですが、まぁイケメンではあるのですがそれを言うと圭太さんも透さんも蒼真さんもそこそこイケメンですし…それに何か腹黒そうですね…どう対応したものでしょうか?
結構黒い桜さんの思考でした
蒼真視点
ふむ…コピーね…と言う事はオリジナルにどれぐらい影響があるのか興味深い所ですが、あまり詮索して尾を踏むのも問題ですね…おっと、そう言えば思考を読まれるのでしたか…注意して会話しなければなりませんね…
「いや~それぞれ考え方違うもんだねぇ~~
上手い事コピーできたようでなによりだ!!
じゃ、さっそく用件の話に移ろうと思うのだがどうかね?皆の衆?」
ニコニコしながら神を自称する存在は圭太達に問いかける
「では、私がメインに話しても構いませんか?」
そう言いだしたのは蒼真だった
この中で一番思考速度が速いのは蒼真なのは圭太達誰もが認めている事なのでだれも反対意見はでない
「問題ないようなので、私が窓口になります
まずは貴方の名前を教えて頂けませんか?」
「良いね良いね~だから人間は好きなんだよ…
そうだね~私の名前はネム…そうネムとでも呼んでくれ」
明らかにその場で付けたような名前であったが、蒼真も特に問題にはしなかった
「ではネム様…」
「ネムさんで構わないよ~」
「わかりました、ではネムさん…私達はどういった理由でコピーされ、ここに呼ばれたのでしょうか?」
まずは目的だ…なぜコピーなのか?何故呼んだのか?誰もが思う質問から投げかける
「ん?俺も小説読んでた!!自分が関連した異世界物語を綴ってみたかった!
本人呼んだらいろいろ問題がありそうだったのでコピーにした!後悔も反省もしてない!文句があればごめんなさい!!」
そう言いて頭を下げた
それを聞いた圭太たちは口をあんぐりと開けて、揃いも揃って間抜け面でぽかーーんとしているのだった
次回は25日投稿予定です!よろしくお願いします!