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プロローグ

俺はある悩みを抱えて、日々生活を送っている。

ある時は高校最後の体育祭で。

ある時は友達とのちょっとした言い争いで。

またある時は転んでできた、ちょっとした擦り傷で。

周りにとっては他愛の無い些細なことで、俺はあることをしてしまう。

それは人が絶対に経験したことがあること。

嬉しいとき、悲しいとき、辛いときなどに大抵の人がするだろう。

─────『泣く』ということを。

この『泣くこと』は俺にとって唯一にして一生の悩みなのである。

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