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フウリンソウ  作者: 榎田頼
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*unit1*

私は、いつからこうなってしまったのだろうか。


周りの顔色を伺い、多方面にいい顔をしようとして結局どこからも見離されて。


いつからこんなに人とうまく関われなくなったのだろう。上手に生きようと思えば思うほど人が離れていくのはズルく生きようとしているからなのだろうか。


自分で言うのもなんだが、中学生の頃まではうまく立ち回っていた方だと思う。男女関係なく中心にいて、それとなくうまくやっていけていた。


それが、高校に入ってからはどんどん人との距離が離れてしまっていた。

それに焦りを感じてしまった私はいろんな方向に中途半端に踏み込んだのだ。


その結果が今の状況だった。

どこからも見離され、どこにも助けを求められずにいる。


もしかしたら、少し勇気を出せば違うのかもしれない。

しかし、拒絶されることが何より怖くなっていた。


本当の意味で仲良くはなれないのではないかという恐怖心が私を支配して、臆病になって行動出来ずにいた。


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