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美女戦士ABCの一週間BGS  作者: 弥生えむ
第4章 喧嘩を売られたので返り討ちにしてみた
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(32)逃走(五日目)

 アクアが去って、しばらくレナードは放心していた。しかし、やがて立ち上がり、もう一度窪地の周りを歩いた。起こったことが信じられなかった。一つ一つの赤いシミを見る度に体が震えた。そこには何の原型も残っていない。鎧もただの鉄板になっていた。五十人弱の近衛隊の全てがただの肉塊と変わり果てる。それが現実だとはとても思えない。残ったのは自分の手の内にある赤い石。それすら投げ捨ててしまいたくなるほどの恐怖を感じる。

「こんな、ばかな。あり得ない」

 簡単な仕事のはずだった。A級とはいえ、ただの剣士に精鋭の近衛魔術師隊が負けるわけはない。それなのに、結果は燦々たるもの。エドワード王子に魔法兵器の事を伝えた立役者であっても、この失態を許されるとは思えない。

「まずは、彼奴から逃げなくては」

 レナードはその場を去った。


 レナードはトワニーの外れにある、近衛隊の野営地にたどり着いた。そこには荷物や馬の番をするために残っていたハリーとフランクリンがいた。

「レナード隊長。どうなさいました。作戦は成功ですか」

 ハリーはレナードを見て陽気に尋ねる。

「当たり前だ。これを見ろ」

 レナードは懐にしまっていた赤い石を彼らに見せる。

「アクアから回収した。後はこれを殿下に届けるだけだ」

「素晴らしい。それで、他の者たちは」

 ハリーが尋ねるが、レナードはハリーを無視して横を抜ける。

「そんなことはどうでもいい。私の馬をだせ」

「待ってください」

 様子がおかしいレナードをハリーとフランクリンが追う。しかしレナードは馬の準備ができるとすぐに飛び乗った。

「隊長。どこに行くのですか。何か手助けが必要ですか」

「いい。おまえらはここにいろ」

 そしてレナードは二人を振り切って、ダグリシアに向かった。アクアは今頃トワニーに帰っているだろう。とてもあそこに近寄るわけにはいかない。だからといってすぐにグレスタに旅立つこともできない。まだそんな気になれない。

 レナードは小一時間でダグリシアに戻ると、まずは近衛隊宿舎に入った。

「あれ、レナード隊長」

 いきなり帰還した近衛魔術師隊隊長に皆が何事かと声をかけるが、レナードは無視して自分の部屋に戻った。とりあえず、濡れタオルで軽く体を身ぎれいにしてから、ベッドに腰を落ち着けた。近衛隊宿舎なので粗末な作りではあるが、それでも隊長の部屋は広く充実している。レナードにとってはここが一番落ち着く場所だった。

 しかし、すぐにノックがなる。

「レナード隊長。こちらの状況でご相談したいことが」

 レナードが帰還したと思っている部下たちは、すぐにレナードに報告のため押しかけてきた。

「後にしろ」

 レナードは彼らを追い払い、荷物を持って立ち上がった。ここに隠れていると、次々と人が来るだろう。自分が帰還していることはもうばれているし、長く部屋に引きこもっていては不審に思われる。

 レナードは部屋を出た。ちょうど近衛隊の一人が部屋まで来たところだった。

「レナード隊長。少しよろしいですか」

「ダメだ。まだ任務の途中だ。荷物を取りに立ち寄ったに過ぎん。私は出発するが、私がここに立ち寄ったことは口外しないように。殿下から特別な指示を受けている」

 そしてレナードはその近衛隊員の返事を待たずに宿舎を出た。

 レナードは一人になれる場所を考えた。それはすぐに思いついた。王宮内だ。あそこの中には近衛隊の執務室があり、王宮内で事務仕事をするときに使っている。そこを使うのはレナードかセオドアくらいだ。セオドアはタラメデにいるはずなので、今の時間なら一人になれる。

 レナードが王宮に入っていき、執務室の廊下に差し掛かったとき、後ろでがやがやとした声や音が聞こえた。多少は気になったがまずは執務室に籠もることにした。部屋の前にいた近衛隊に声をかける。

「私は重要な仕事がある。誰も中に通すな」

「はい」

 そしてレナードは中に入ろうとして、再びその近衛隊に言った。

「さっき入り口辺りがざわついていた。何があったのか調べて報告しろ」

 レナードは執務室に入った。

 レナードは豪華な椅子に座り込んで一息ついた。ここにいる限り執務中であるといい通すことができる。宿舎にいるよりも不自然ではないだろう。レナードは赤い石を鞄から取り出して机に置いた。

「これを届ければ任務は成功だ。それだけでいい」

 問題は部隊の全滅をどう伝えるかである。自分一人で戻れば他の人間がどうなったのか聞かれるだろう。別の任務に就いていると説明するべきか。しかし、エドワード王子の勅命で行動したのだから、途中で別の任務というのは不自然だ。

「全滅などと、口が裂けても伝えるわけにはいかない」

 レナードに逃げるという選択肢はない。レナードは高位の貴族出身である。逃げれば良くて追放、悪くて一家取りつぶしである。じきに家を継ぐ予定のレナードにとってそれはあり得ない。

 そこでふと思い出した。考えてみれば部隊が全滅したことを知るものは誰もいないのだ。自分一人が生き残ったことに動揺していたが、そもそもあの場で生き残ったのはアクアとあの少年と自分の三人だけ。しかも、隊員たちは原形をとどめない形に潰されてしまっている。自分が口をつぐめば、部隊が全滅したなどということはわからない。しかしそれならば部隊がどうなったのか、どこに行ってしまったのか説明できるようにしておく必要がある。

 その時、執務室のノックがなった。

「なんだ」

 扉が開いて、先ほどの近衛隊員が入ってくる。

「ご報告します。先ほどの入り口の騒ぎは、近衛女性部隊のメンバーが戻ってきたことによるものです」

「なんだと!」

 レナードは立ち上がる。

「姫様もここに戻ってきたのか?」

「いえ、姫様はいなかったようです」

 レナードは考えを巡らせる。あの気まぐれなヴィヴィアン王女なら遠征に飽きて帰ってきた可能性は高い。昨日タラメデを出れば今頃に付くだろう。

「奴らはどこに行った」

「自室に戻ったようです。ですが、近衛女性部隊に関わるのはやめた方がよろしいかと。姫様が何を言い出すかわかりません」

 レナードは近衛隊員の言葉を無視して部屋を出た。今ヴィヴィアン王女がいないのなら都合が良い。彼女たちを問い詰めても妨害されないだろう。レナードはセオドアのベアトリス捕獲隊がどうなっているのかを知ろうと思った。向こうの状況がわかれば、レナードも現在の危機を乗り越えるためのアイディアが浮かぶかも知れない。

 レナードが階段を上り始めたところで、上から私服を着て大きな荷物を抱えた女性たちが九人降りてきた。レナードは近衛女性部隊とほとんど会ったことがないので顔はわからなかったが、彼女たちが近衛女性部隊なのではないかと当たりをつけた。

 彼女たちはレナードを見て止まる。明らかにレナードを見て動揺していた。

「おまえたちは近衛女性部隊だな。ちょっと話を聞きたい」

 しかし、彼女たちは後ずさりするばかりで何も言わない。

「あまり時間を取らせるつもりはない。ベアトリス捕獲隊のことを・・・」

「ひぃっ!」

 一人が悲鳴を上げる。すると一人の女性が前に歩み出てきた。

「お久しぶりです。レナード隊長」

 レナードは眉を寄せる。彼女は何となく見覚えがあった。

「昔、第三近衛隊にいた奴か」

「はい、ヘレンです。覚えていらっしゃらないかも知れませんが」

「では、ヘレン。ちょっと話を聞きたい。ここでは何だから場所を変えよう」

 ここで話していてはヴィヴィアン王女が現れて邪魔をしてくるかも知れない。ヴィヴィアン王女に話を聞こうとしても答えてくれる可能性は少ないし、むしろこちらのことを追求されるだろう。ヘレンは一旦深呼吸してから答えた。

「お話はここで結構です。お話しする前に一つだけ言わせてください。私たちは近衛女性部隊であり、隊長は姫様です。ですから私たちはレナード隊長の命令に従う義務はありません」

「なんだと」

 レナードがにらみつけた。正論ではある。近衛女性部隊と近衛魔術師隊は命令系統が違う。近衛魔術師隊の隊長だとしても近衛女性部隊に命令を下せるわけはない。しかし、近衛隊経験の長いレナードに対して、二十歳程度の小娘がたてついて言い訳ではない。ヘレンはレナードににらまれて顔を青くしたが、それでも何とか顔を上げて続けた。

「私たちは本日をもって近衛女性部隊を辞めて実家に帰らせていただきます」

「それは姫様が認めたと言うことか」

 レナードは彼女たちがなぜそんな宣言を自分にするのかがわからない。

「姫様は・・・」

 ヘレンは少し言いよどんでいたが、何とか続ける。

「すでにその判断ができる状態ではありません」

「まさか、姫様が死んだのか!」

 もしそうなら大変なことだ。エドワード王子に会うこと自体危険である。

「いえ、姫様は生きておられます。しかし正気を失っておられます」

「何があった!」

「わかりません」

「わからないだと!」

 ヘレンの顔はかなり青ざめている。しかし仲間に手を繋がれながら、頑張って答える。

「わ、私たちは弱いです。近衛騎士隊や近衛魔術師隊の方たちとは比較にもなりません。ですから、敵わない相手に出会ったときは逃げるように言われています。それが例え、国に追われるようなことになってもです。今回、私たちは姫様を置いて逃げました。だから、あの場所で何があったのかはわからないのです」

「逃げて良いだと。ずいぶん姫様も甘やかしているな」

 あまりヴィヴィアン王女らしくない指導だと感じるが、所詮女などそんなものかとも思う。

「いえ、マリアの指導です」

「あの、平民女か。逃げたのなら、なぜ姫様が正気を失っていると知っている」

 ヘレンは恐怖で青い顔が白くなる。それでも仲間に手をしっかり握られながら答えた。

「はい。はっきりはわかりません。私たちは逃げた後、タラメデでこの後どうすべきか考えました。本当は逃げる必要が無かったのかも知れなかったからです。そこで私たちはもう一度砂漠の方に様子を見に行くことにしました。しかし、砂漠に向かおうとしたところで、私たちはセオドア隊長と姫様が帰還するところを見ました。セオドア隊長は無事のようでしたが、姫様は・・・正気を失って卑猥な言葉を叫び続けておりました。それを見て私たちは逃げたことが間違いではなかったと知ったのです」

「卑猥な言葉を叫ぶだと?」

 普段のヴィヴィアン王女からは考えられない。いったい何が起こったのか。

「話せることは以上です」

 そして彼女たちはうなずき合うと、階段を降りてきた。

「ま、待て。そんなことは殿下が許さないぞ」

 しかし彼女たちは止まらなかった。レナードの横を抜けて行く。思わず捕まえようとしたが、手を振り払われる。

「初めに言いました。私たちはレナード隊長の指示に従う義務はありません」

 そして彼女たちは行ってしまった。

「くそっ!」

 レナードは舌打ちする。セオドアが昨日タラメデにいたというのなら、すでに城に戻って報告しているだろう。それが悪い知らせだったとすると、レナードがのこのこ出て行けば、とばっちりを食らう。せめて自分の報告が先立ったら良かったのだが、それはどうしようもない。

 仕方がなく、執務室に帰ろうとしたところ、二人の近衛騎士が走ってきた。

「レナード隊長!」

 そして二人はレナードを囲う。

「な、何だ。おまえたち」

 レナードは苦い顔をする。彼らはトワニーに残してきたハリーとフランクリンだった。

「レナード隊長、近衛魔術師隊はどこに行ったのです。あそこで何が起こったのですか。あの黒い地面はいったい何なのですか」

 ハリーとフランクリンはあの後、鉱山まで行って、真っ黒になった地面を見てきていた。その後、レナードの向かった方向から類推し、ダグリシアに帰ってきたのだった。近衛隊宿舎に戻って話を聞いたが、口をつぐまれてしまったので、王宮に来たところで女性たちと話しているレナードを見つけた。

「うるさい。私には用事がある」

 レナードは二人を押しのけようとしたが、彼らは立ちふさがる。

「お待ちください」

「ちゃんと話してください」

「後にしろ。赤い石を殿下に渡すための準備だ」

 それでも二人は動かなかった。ハリーが言う。

「石のことはわかりました。それよりも近衛魔術師隊のことを教えてください。彼らはどこに行ったのです!」

 レナードは舌打ちする。

「奴らは・・・、逃げた」

「逃げた?」

 ハリーはあっけにとられる。

「そうだ。逃げた。アクアの強さに怖じ気づき、私の命令を無視して逃げたのだ。私はやむなく一人でアクアと戦うことになった。そして勝利したのだ。この赤い石が何よりの証拠だ」

「たった一人の戦士相手に近衛魔術師隊が逃げるなど・・・」

「そうだ。悲しいことに私の部隊はふぬけの集まりだったのだ。魔法が通じないとわかると、一斉に逃げ出していった」

 レナードが答えると、フランクリンが疑問を呈す。

「しかし、それならばアクアの死体があるはずでしょう。私たちは何も見なかった。ただ黒い地面と赤色が焼き付いた薄く延ばされた金属のみです。それにわれら近衛騎士隊たちも同様に逃げたというのですか」

「ああ、みんなふぬけで逃げた。私は一人で戦うしかなかったのだ。そして私の最大魔法により、アクアは形すら残らず消滅したのだ」

 レナードは言い切る。

「しかし逃げたとしたら、私たちも誰かと出会うでしょう。鉱山跡からトワニーまでの間には何もない」

「逃げた奴がどこに行ったかなど私が知るか!」

 レナードは強引に彼らを振り切り、急ぎ足で執務室に戻った。ハリーとフランクリンはレナードを追って扉を叩いたが、レナードは外に出ようとはしなかった。やがて、二人はいなくなった。

「くそっ」

 レナードは執務室で机を叩く。とっさに逃げたと言ってしまった以上、それに乗るしかなくなった。彼らが逃げたと言うことを証明しなくてはならない。

「いや。それほど悪いアイディアではなかったかもな。本当に逃げたのなら、もうダグリシアに近づくこともできないだろう。殿下は逃げるような近衛隊を許しはしない。戻ってきても処刑されるだけだ」

 ならばレナードはどう動くか。まずは各隊員の実家に、隊員が戻ったら引き渡すように伝令を送るべきだろう。そしてダグリシア治安隊に捜索させるのだ。

 レナードは執務室で夜を過ごした。


 翌朝、執務室の扉が叩かれた。レナードはいつの間にか執務室で寝てしまっていた。椅子に座ったままだったので、体が少し痛い。

「うるさい。なんだ」

 外を見ると、まだ夜明け前のようだった。扉を叩く音はしつこい。すっかり目が覚めてしまったレナードは、外の人間に昨日書き上げた逃走近衛隊の引き渡し依頼書を渡すことにした。そうすれば外の連中もいなくなるだろうと考えた。レナードが扉を開けると。そこにはハリーとフランクリンがいた。

「またおまえたちか。丁度良い。これを・・・」

 レナードが紙を渡そうとすると、ハリーとフランクリンはレナードの腕をつかんだ。

「馬車の準備ができました。すぐにグレスタ城へ報告に向かいましょう」

「私には用事がある。そんなに急ぐ必要など無い」

 レナードは彼らの腕を振り払おうとした。しかし、近衛魔術師と近衛騎士では腕力が違う。レナードがどうもがいても、ハリーとフランクリンを振り払うことはできなかった。

「いえ、すぐに出発します」

 彼らは一歩も引かないという顔でレナードを見た。レナードは彼らをにらみつけた。

「貴様、まさか私を疑っているのか。奴らは逃げた。それは事実だ! こんな無礼な真似が許されると思うな!」

「詳しい報告は殿下の前でしてください。私たちには判断できません」

 しかしハリーは腕を放さない。何を言っても離れそうにない二人にとうとうレナードは折れるしかなかった。

「くそっ、わかった、行けば良いんだろう!」

 それを聞いて、やっと二人はレナードを解放する。二人は扉の前で仁王立ちになったままレナードが準備するのを待っていた。レナードは心の中で悪態をつく。ここまで来ると逃げるわけにも行かない。レナードは準備を整えて王宮を出た。


※※


「よぉ、元気か。こっちは終わったぜ」

 アクアの声が通話の魔道具から響く。

「上手くやったんだろうな」

「信用ねぇな。まぁ、ギリ一人生き残らせるのが精一杯だったけどな。ログがいてくれて助かったぜ」

 ルクスは怪訝な顔をする。

「あんたの話を聞いていると不安にしかならないのはなぜだ。まぁ、とりあえずうまくいったと信じておくか」

「上手くやったって。そっちに石が届くのは明後日くらいか?」

「まぁ、石が届けばこちらにも動きが出るだろう。明後日か明明後日あたりが決行日になるかな」

「じゃあ、さっそくダグリシアに行って退避を呼びかけておくか」

「信用されるかどうかはあんた次第だ。しっかりやれ」

「信用されなくてもいいんじゃね? ただの親切だぜ」

「別に私は無意味な殺戮者になりたいわけじゃない。本当ならベアトリスにお願いしたいところだが、そっちにはあんたしかいないからな」

 ルクスはため息交じりに言う。

「つっても、近衛隊の知り合いもみんないなくなっちまったしなぁ。あんまり義理ねぇんだけど」

「あんたは野蛮すぎるんだ」

「そういう野蛮な作戦立てたのはキャロンだろ。おめぇの方が腹黒いよ」

「まぁいい。王族に絡む貴族なんていけ好かないが、できるだけ上手くやってくれ」

「はいはい」

 ルクスの言葉にアクアは面倒くさそうな声で答えて通話を切った。

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