あおぞら
「あおぞら」
別に青空じゃなくてもよかったの
あなたと一緒にいられれば
「さびしさ」
さびしさが私の心を侵していく
透明な空気の様に しずかに、ただしずかに蝕む
「天才」
妹は 自分の事を天才だという
確かに 妹の詩は僕も好きだ
でも
兄のショートケーキをつまみ食いするやつが
お父さんやお母さんの前だけいい子のあいつが
本当に 天才なのだろうか?
僕は わからなくなってしまった
そうだ
今度おいしいショートケーキを ホールで買ってきて
妹の前で 全部食べてやろう
「ことば」
やさしい声がするんです
かぜでそよぐ きれいな花たちのなかにも
さわさわと葉をゆらす 木々たちのあいだでも
もしかしたら
きょうだいなのかもしれません
「めだか」
めだかの世話はしてますか。
私がいない夏の時間は、ちゃんと動いていますか。
「メール」
もしもどうしようもなくなったら、
ふたりで気がふれるのもいいんじゃないかと思います。
まともな人はいっぱいいるけど、気がふれてるのは私たちだけ。
星空よりかはロマンチックでしょ?
二人でくるったようにショートケーキを食べて、
馬鹿みたいに笑って暮らすのも、
なかなか面白いと思ってます。
こんなことを言うと、おやつ抜きかもしれないけど。
返信待ってます。




