明るい歌を歌おう
・明るい歌を歌おう
明るい歌を歌おう。
カラオケで、スタジオで、僕たちの家で。
悲しみの鎖から解き放たれ、心の翼で空を飛ぼう。
歌おう。愛を希望を友情を。
全てをのみこまんとする孤独から目をそらして。
歌えば僕らは皆友達。
もう怖いものなんてない。
さあ!歌おう。
僕たちだけの開幕、そして終演だ。
・ちいさなわたしと
わたしは、うつわがちいさい
おちょこなんじゃないだろうか
あにとはよくけんかになるし
ともだちともうまくいかない
もうそろそろ わたしのうつわをこわすべきかも
ふるいうつわにとびひざげりをいれて つぎのうつわをさがしにいくの
にんげんはたしゃにていぎされるそんざいだから
わたしはあなたをうけいれたいの
・夢に帰れよ
いつまでもその薄っぺらい粘膜の中で
自分が安全圏にいるのがわかってて生きてる
おとぎの国から来たみたいな頭の中してる
自分と他人の区別もつかない俺たちは
もうここにいるべきでないのかもしれない
12時の鐘がなって 俺たちは冷たい床にほうりだされるのかも
・いんたーねっとめしあ
いんたーねっとにはかみさまがいます
やさしくてじゃあくな わたしにはりかいできないそんざい
みんなのいしきのしゅうごうたいかもしれません
ぜんいのぼうりょくをぜんしんにうけて
わたしはかみにすくいをこうのです
かみさま、かみさま
『どうか、わたしたちのことはもう見ないでください』と。




