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68.【 大将戦 】 嘘吐き

 双子の女神ノエルとエクレアが、これまでと同様に何の感情も感じさせない口調で宣言する。


『それではこれから最終決戦、大将戦を行いますわ』

『大将戦は──【 異世界王 】シドーレン 対 【 千眼の巫女 】アマリリス・アマテラスですの』


 名前を呼ばれ一歩前に出たリリスの腕に、モルドが心配そうに手を添える。


「リリス様、無事に……帰ってきてください」

「ふふっ。モードレッド、じゃなくてモルドもそんな表情をするようになったんだね?」

「表情……ですか?」

「うん。今のモルドの表情、とっても好きだよ」

「っ!? リリス様……」


 顔を赤らめるモルドの様子に、リリスは晴れやかに微笑む。だがすぐに真剣な表情に戻すと、鋭い目つきで向こうを睨みつける。


「あいつの相手は……ボクにしか務められない。だからちゃんと、ボクたちの因縁に決着をつけてくるよ」


 リリスの視線の先に居たのは、シドーレン。

 そんな彼女に、心配そうにティアとレオルが声をかける。


「……だけどリリスは攻撃魔法を持ってないでしょう?」

「それに肉弾戦も得意ではないだろう。あのシドーレンという男とどう戦う? あやつも少年のなりをしているが、相当な実力の持ち主だぞ?」

「ティア、レオル、心配してくれてありがとう。だけど大丈夫、どんな手を使ってでも勝って来るよ。いや、勝たなくちゃならないんだ」


 最後にリリスは、モルドに抱きかかえられたアスモデウスと、横たわるデュカリオン・ハーシスに視線を向ける。視線を受けたアスモデウスがリリスに問いかける。


「マコっちゃん、ホンマに大丈夫なんかいな? 相手は四道しどうやろ? あいつ昔からなにやってくるか分からへんやつだったやんかぁ」

「……ねぇカッツン。ボクたち転生者はこの世界から見たら異端者じゃないかな?」

「まぁ……そうかもしれへんなぁ」

「そんな異端者である転生者として、超えちゃいけないラインってのがあるとボクは思うんだ」

「……」

「そのラインを、あいつは超えちゃってる。だからあいつにはボクが引導を渡さなきゃならない。それが……同じ転生者としてのボクたちの宿命さだめなんじゃないかな」

「マコっちゃん、あんた……刺し違える気かいな?」


 アスモデウスの問いに、リリスは答えない。

 代わりに覚悟を決めた瞳で、別の言葉を口にする。


「それじゃあ行ってくるよ。ボクはぜったいに、あいつの思い通りにはさせない。そして──」


 ぐっ、と、リリスが拳を握りしめる。


「──きっと、ラティリアーナを救ってみせる」

「マコっちゃ……」


 だがアスモデウスが全てを言い切る前に、リリスの全身が光に包まれる。

 次の瞬間には、もうリリスの身体は舞台の上にあった。



 リリスと相対していたのは、ニヤニヤと笑みを浮かべるシドーレン。もはやパーティメンバーは誰一人残っていないというのに、余裕すら感じられる。

 リリスには彼の余裕が虚勢ではなく本心からのものだと肌で感じていた。

 この男は──元からメンバーを信頼すらしていない。

 あいつにとってメンバーは、使い捨てのただの道具でしかないのだ。


 そして、自信を裏付けるだけの実力も持っているのだろう。おそらくシドーレンは、とてつもなく強い。


「……最後の別れは済んだかい? 鳳」

「キミはいつも自己中だね」

「なっ!?」

「だってキミは、自分のことをシドーレンと呼ぶように言った。そのくせボクのことは鳳と呼ぶ。これをダブルスタンダードと言わずになんと言うんだい?

 そんな自己中な発言は引っ込めて、ボクのことはリリスと呼んでくれないかな?」

「ぐっ……くそがっ!」

「ふふん、この程度の詭弁でキレるなんて、キミは本当に小物だね。キミみたいな小物に世界を好きにさせるわけにはいかないんだよ」


 先制口撃・・はリリスの勝ち。

 シドーレンが反論する前に、双子の女神ノエルとエクレアが声を上げる。


『では──お待たせしましたわ』

『大将戦──開始しますの』



 遂に、転生者同士の宿命の対決が──幕を開ける。






 ◇





 開始の合図と同時に、リリスは《 千里眼情報板ラブリィ・タブレット 》を立ち上げる。

 だが──すぐに異変に気付く。

 なんと、《 千里眼情報板ラブリィ・タブレット 》がうんともすんとも言わないのだ。全く反応しない魔法具マギアに戸惑うリリス。


「あれ? これは……」

「くくく……無様だな、おおと──いや、リリス。貴様は実に愚かでマヌケな姿を僕に見せている」


 先ほどの口撃の仕返しとばかりに、シドーレンが嘲笑う。


「キミは……何をやった?」

「何を? 別に僕は何もしていないさ。ただ──僕の持つ能力チートがそいつの使用を許さないだけだ」

「チート……だって?」

「リリス。お前も転生者だから持ってるだろう? なにせ転生者には必ず何らかの【 転生者チート 】が与えられるからね」


 リリスは黙ってうなずく。

 確かに転生者たちは″チート″と呼ばれる特別な力を得ていた。

 たとえばリリスは、膨大な魔力を得られる【 魔力ブースト 】。アスモデウスは、自由自在にダンジョンを作ることが出来る【 クリエイト・ダンジョン 】、といった具合に。

 リリスは把握してないが、おそらくアトリーも何らかのチートを持っているはずだ。だからシドーレンが特別な力を持っていてもおかしくないだろう。


「キミの持つチートは……何なんだい?」

「ふふふっ、気になるかい? 教えてやろうか?」


 ニヤニヤしながら勿体ぶるシドーレンに、リリスはイラッとする。あいつは転生前まえから性格悪かったよな。自分の自慢できることはもったいぶり、周りを見下したうえで偉そうに上から目線で講釈する。

 そんな態度を取るから周りから嫌われるのだと、彼はどうして気づかないんだろうか……。


 だが、今は言い争っている場合じゃない。

 リリスは気持ちを切り替えると、シドーレンに気分良く喋らせて情報を得ることも大事だと自分に言い聞かせ、なるべく下手に出ることにする。


「……うん。ボクにも教えてほしいな……」

「あははっ! 仕方ない、教えてやろう!

 ……僕のチート名はね、【 盤上の支配者ゲームマスター 】さ!」


 シドーレンが口にしたチート名は、【 ゲームマスター 】。

 ある程度類似の名前を予想していたが、思っていた以上にどストレートな名前だなというのがリリスの第一印象だった。とはいえ、名前からして尋常じゃない能力だということは想像に難くない。


「それは……ずいぶんとイカした名前だね。一体どんなことができるんだい?」

「あはははっ! このチートはね、主に3つの『スキル』で構成されている。

 1つ目は《 魔道具生成クリエイト・マギア 》。素材さえあれば、ボクは魔道具マギアを作ることができる。もっとも、質については一か八かなんだけどね」


 3つといいつつ、のっけからとんでもないのが出てきたぞ。リリスの背筋に冷たいものが流れ落ちてゆく。

 しかし、この能力についてはあらかじめ推測がついていた。アスモデウスらを操る魔法具マギアを持っていたことから、なんらかの類似の能力を持つことは推測に難しくない。

 問題は、残りの2つだ。


「2つ目は、《 絶対支配領域マスター・バインド》。こいつは任意の対象の1項目を完全に無効化させることができる。今はお前の【 魔法具マギア 】を無効化させてもらってるのさ。だからそいつはうんともすんとも言わないんだよっ。はははっ!」


 無効化……なんというとんでもない能力だ。1つだけとはいえ、リリスにとって唯一無二の武器である《 千里眼情報板ラブリィ・タブレット 》を無効化されては、翼をもがれた鳥も同然だ。


「そして3つ目は──《 白璧の微瑕ミッシング・ディフェンス 》。これを用いることで、僕に向けられた攻撃のうち、任意の項目を除く全てを無効化させることができる。現状はね、【 素手による直接攻撃 】以外を全て無効化させてもらってる。つまり、仮に君が攻撃魔法を使えたとしても、僕には一切効かないのさっ!」


 ……愕然とするリリス。

 シドーレンは、任意の項目以外の全攻撃を無効化することができるのだという。だが現状ではほぼ無敵と呼ぶにふさわしい能力といえた。なにせリリスにはほぼ素手による直接物理攻撃力が皆無なのだから……。


「どうした? 顔色が悪いぞ?

 ところでリリス、僕がなんで君にわざわざ教えたと思う?

 ──教えたところでまったく問題がないからさ」


 シドーレンの言葉は事実だった。

 少し考えただけでも、彼の能力の組み合わせはほぼ完璧といえた。

 たとえば《 白璧の微瑕ミッシング・ディフェンス 》でほぼ完璧な防御陣を敷いたうえで、相手を《 絶対支配領域マスター・バインド 》で弱体化させれば、どんな相手だろうと負けることはないだろう。

 つまり、シドーレンはほぼ無敵に近い能力を手にしているのだ。彼が自信満々に答えたとおり、能力が知られようと何の問題もないだろう。


 実はリリスは、今回の決戦に挑むにあたりひとつの″隠し球″を持っていた。それは【 魔力暴走オーバーヒート 】という技だ。

 この技は10万以上の魔力を暴走させることで爆発を引き起こすという、魔力チートを持っているリリスにしか使えない裏技のようなものだ。

 だが──シドーレンの言葉を信じるのであれば、この″裏技″でもダメージを与えられないだろう。


 ……このままじゃだめだ。彼のチートに対抗するための新たな策を考えないといけない。それには考える時間が必要だ。

 リリスは時間稼ぎのためにも、とりあえず湧いた疑問を口にする。


「なぜ……どうしてキミはそんな恐ろしいチートを手に入れられたんだい?」

「なんで? 理由は簡単だ。この僕が原因であり起点であり原点であるからさ。つまり……全員が死ぬきっかけを作って異世界に転送させた張本人が──この僕だってことだよ」

「シドーレンが……張本人?」

「そう。僕が教室を爆破した。その結果、全員が死んでこの世界に転生することになったのさ」

「あの爆発は、やっぱりあんさんの仕業やったんかいっ!」


 怒りの篭った声を上げたのは、舞台袖にいたアスモデウスだ。残念ながらリリスには転生時の記憶がない。この記憶の差は何なのかと、今更ながらに疑問に思うリリス。

 とはいえ、ふと湧いた疑問はすぐに消し飛んでしまう。アスモデウスが、とんでもないことを口にしたからだ。


「シドーレン、ほなら……ユーマとジュンコはどないしたんや?」


 そうだ。以前アスモデウスは6人が・・・事故に巻きこまれたと言っていた。

 だがここまで確認できているのは自分、アスモデウス、シドーレン、そしてアトリーの4人。

 あと2人……『佐々礼(さざれ) 優真(ゆうま)』と『御堂橋(みどうばし) 順子(じゅんこ)』が居ないのだ。


 アスモデウスの問いに、シドーレンは最高に邪悪な笑みを浮かべる。その表情を見ただけで、リリスはとてつもなく悪い答えを想像してしまう。

 だが実際にシドーレンが口にしたのは、もっと斜め上の──悪意しか感じられない答えだった。


「くくく……会いたいかい? でももう会ってるよ。お前たちの人気者だった『佐々礼(さざれ) 優真(ゆうま)』は──ほら、あそこにいるさっ!」


 シドーレンが指差したのは、双子の女神ノエルとエクレアが控えている神の座──さらにその奥にある祭壇であった。

 その祭壇に飾られていたのは───鈍く輝く一本の杖。


「う、うせやろ……」

「まさか……ユーマは……」

「そうさ。あのいけすかない偽善者クソイケメン野郎はなぁ……創世魔法具(メギドマギア)《 オラクルロッド 》に転生したんだよ!」


 人が物に転生する。

 果たしてそんなことが実際にあり得るのだろうか。

 だが事実としてシドーレンはそう言った。彼は相手が未知の知識をひけらかすことで愉悦に浸るタイプであるから、恐らく事実なのだろうとリリスは確信する。

 では、残り1人はどうなったのか……。


「ジュンコは……『御堂橋(みどうばし) 順子(じゅんこ)』はどこにいるの?」

御堂橋(みどうばし)? ……あぁ、佐々礼(さざれ)の彼女だったリア充ビッチか。さぁ知らないなぁ、別に僕が転生させたわけじゃないんだからさ。

 とりあえず彼氏と同様にモノになっちまえとは願ったけど、あとは適当だったから、どうなったことやら……」


 彼の発言から、リリスは3つの事実を承知する。

 まず自分たちの転生は、四道 蓮……すなわちシドーレンの仕業であったこと。

 転生者6人の転生先については、シドーレンの希望が入っていること。

 そして──転生先を願ったのはシドーレンだが、実際に転生させたのはまた別の存在であること。恐らくその存在こそが、真の意味での″異世界の神″なのだろう。あるいは双子の女神ノエルとエクレアこそがその存在なのかもしれない。


 ただ、たとえそうだったとしても、この現状を願ったのはシドーレンだ。異世界の神とやらは、シドーレンの願いを叶えただけに過ぎない。


「シドーレン、キミは……人の魂を弄んで……なにが楽しいんだよ……」

「楽しいさ! 楽しいに決まってるだろっ!」


 返ってきたのは、予想外に激しい反応。

 急に激昂するシドーレンに、リリスは思わず後ずさりする。


「貴様らリア充に、一体何がわかるっていうんだ! 僕の孤独が、辛さが、ずっと抱えてきたこの気持ちがっ!

 僕が一人でずっと苦しんでいる間に、お前たちリア充はなぁ……ケラケラ笑いながら楽しく過ごしてたんだよ!

 そんなやつら、不幸になって当然だと思わないか?」

「なっ……」

「だから僕は、お前たちの不幸を願った。そして神は僕の願いを叶えた。最高だね!

 次は──僕が神になる番だ。

 このゲームで最後の儀式を終えて……人としての限界を超える。リリス、お前を殺して、僕は異世界の真の神になるんだ」


 違う、そんなことない。

 リア充だと彼が言う人たちだって、皆苦悩を抱えて生きている。不幸なのは自分だけじゃない。そう言いたかった。

 だがシドーレンの鬼気迫った表情の前に、リリスは何も言えなかった。

 代わりに出てきたのは……1つの疑問。


「どうして……なんで最初から神にならなかったの?」

「……ふん。そんなの理由はシンプルさ。最初から神になんてなったらつまんないじゃないか。せっかくゲームの世界に転生したっていうのにさ」


 思ったより歯切れの悪い答えに、リリスは違和感を感じる。

 だが違和感を確認するより前にシドーレンは己の言葉に後押しされるように言葉を吐き続ける。


「この世界は『ブレイブ・アンド・イノセンス』と同じ世界だ。だったらリアルゲームを楽しまなきゃ損だと思わないか?

 だから僕はこうしてゲームの流れの通りに付き合っているのさ。もっとも、最後のこの決戦だけは僕の儀式のために、無理してねじ込んだけどね。

 ま、いい機会だから貴様の命を生贄にして、僕は神になるとするよ」


 ざわり。リリスの違和感がさらに増す。

 違和感の原因は──シドーレンの矛盾した発言にある。


 無理してねじ込んだ。

 誰が、誰に?

 誰が、はもちろんシドーレンだろう。

 じゃあ相手は誰に? 神に? だけど神なんてあそこにいる双子の女神ノエルとエクレアくらいだ。だけどあいつらはシドーレンの言いなりで……。


 ……いや、待てよ。リリスは心に引っかかるものを覚えて思考を少し止める。

 シドーレン、いや四道 蓮は、もともと見栄っ張りなやつだった。見栄のためなら平気で嘘をつくせいで、皆から嫌われていた。

 だからもし彼の発言の中に、そういった見栄のためのウソが含まれているのだとしたら──?


 見栄を張るということは、自分を大きく見せることだ。

 つまり彼は、本来は・・・持ってないのに・・・・・・・、持っているように見せかけている部分があるかもしれない。


 リリスは、シドーレンの発言から矛盾を探す。



 勝負の開始前、シドーレンは双子の女神ノエルとエクレアに命令していた。だからボクは、シドーレンは双子の女神に命令できる立場だと思っていた。

 神に命令できるということは、世界を好きに操れるということだ。シドーレンの指示で、この世界をゲーム『ブレイブ・アンド・イノセンス』と同じようにさせることも可能だと思っていた。


 ……本当に?


 シドーレンが神に命令していると思ったのが、ボクの勘違いだったとしたら?

 ただシドーレンが偉そうに指示して、双子の女神がたまたま・・・・そのタイミングで返事しただけだとしたら?



 シドーレンが、実は神を操る力を持っていないとしたら?





 ──そのとき。

 リリスは1つの事実に気付く。



 あぁ、もしそうだとするならば……。

 それなら、全て辻褄が合うじゃないか。


 そうか……。

 こいつは──本当は……。




 ふふっ。

 リリスの口から、思わずといった感じで笑いが漏れる。シドーレンが目ざとく気付き、怒りに顔を染める。


「おおと──いや、リリス! きさま、なぜ笑う!」

「ふふふ……はははっ」


 だがシドーレンの怒りに触れても、リリスは笑いを止めない。

 さらに怒鳴り散らそうとするシドーレンを右手で制すると、急に笑いを収めて真剣な顔でこう言い放った。


「……ウソだね」


 ビクッ。

 リリスの言葉にシドーレンの身体が反応する。


「ウソ……だと?」

「あぁウソだ。キミは……この最後の決戦についてなんの影響力も持っていない。こいつは避けることの出来ない決戦だった。違うかい?」

「ぐっ……」

「それに、儀式に生贄だって? 物は言いようだね。

 だけどそんなものはぜーんぶ嘘っぱちだ。

 本当の心を嘘と詭弁で塗り固めただけの、ただの言葉。

 キミは──本当はキミは……」



 リリスは、穏やかな目でシドーレンを見つめる。



「……怖いんだろう?」

「は?」


 声とは裏腹に、シドーレンの目に力はない。

 リリスは構わず言葉を続ける。


「キミは──怖いんだろう?

 人の命を自分の手で奪うことが。

 なぜならキミは……前世でもこの異世界でも、未だに人の命に手をかけたことが無いのだから」




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