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日常的感謝  作者: 中二病。
本編、みたいな。
3/6

女の子にモテそうなタイプ(個人的感想)

真面目に(中二病的文章を)書く方が好きなんだけど、やっぱ疲れちゃうのよね。

たまにはゆる~くギャグ風味な作品もいいと思うのさ。

何も考えずにパッと思いついたのをサッと書き上げて後で後悔しようず。

「今日のご飯は卵にしよう」


「へ?」


「鶏でもいいよ」


「待て経緯を話せ、つってもどうせ夢だろ」


あと、準備をさせろ。


「失礼な、全ての考えが夢から来てるみたいに」


「だって、最近はそうだろ」


「そうだね」


「じゃあ合ってるじゃん」


こんにゃろうめ。


「ほらほら、早く買い物に行こう!」


「待てって焦らすな」


財布も突っ掛けも忘れねぇぞ。


「鍵は持った?」


「あっ」


「も~ドジっ子だな~」


お前のせいだよ。


-------------------------------------



























結局、鶏肉と卵両方買った。

何作ろうか。

親子丼とか?

献立を考えながら歩く帰り道。


「でね、夢の話なんだけどさ」


敢えて聞かなかったことを。


「なんだよ」


「まだまだお腹が満たされなくて」


「いつも通りだな」


「遊んで誤魔化すことにしたんだ」


まーた余計に腹が減りそうなことを…だよな?今度こそ。


「卵合戦をしたね」


「は?」


食べ物で遊んでんじゃねぇよ!


「大丈夫、全部食べたから」


「それなら…ていうか結局誤魔化せてねぇよそれ」


「!ホントだね!」


バーカ。


「まぁ卵は分かった、けど鶏は?」


「前使わなかったから」


「なるほど」




ブチッ




「ぅわ!」


突っ掛けが切れた。

転けるなこれ。

諦めて目を瞑る。




…衝撃がこない。


「大丈夫?」


「…ん、ありがと」


咄嗟に支えるとかイケメンかよ。


「遂に切れたか」


「ボロボロになってもずっと履いてたよね~」


「仕方ない」


使い潰さなきゃ勿体無い。


「はい」


「えっ何」


此方に背を向け、両手を背中に回し、しゃがんでいる。

これは、まさか、所謂、あれでは。


「おんぶ、って知らない?」


「いや、知ってるけど…」


イケメンだったわ、この野郎!


「ほら早く」


「くっ…」


こんな、屈辱、耐えてみせ…恥っずかし!

せめてもの抵抗を!


「…重いだろ」


「全然」


即答しやがった、クソめ!


でもまぁ、礼はしてやる。


「何食いたい?」


「ん~?オムライス?」


「そっ」


今日はチキンオムライスだ。

なんかラブコメみたいじゃね?

気のせいか。

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