表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
日常的感謝  作者: 中二病。
本編、みたいな。
1/6

夢を覚えてるタイプ

年齢とか決めてねぇので、読者それぞれが考えてちょ。

オレの幼馴染は可笑しな奴だ、不思議ちゃんだ。


「今朝、夢を見たんだよ」


「なんだ唐突に」


話はいつも唐突に始まる。


「それでね、内容なんだけどさ」


「無視かよ」


そして人の話を聞かない。


「凄くお腹が減ってたんだ」


「いつものことじゃねぇか」


「いつもは減ってないよ、ご飯のこと考えてるだけ」


食いしん坊め。


「何が違うんだよ」


「全然違うでしょ」


面倒くせぇ。


「もういいよ、続きは?」


「それで、目の前には野菜があってね」


「食ったのか?」


「よく分かったね」


んなもん誰でも分かるわ。


「美味しかったよ」


「そうかよ」


「キャベツだったよ」


「ふーん」


「ホントだよ?」


疑ってんじゃねぇよ、どうでもいいんだよ、この阿保め。


「それでね」


「まだあるのか」


「今日の夕ご飯はキャベツを食べようと思うんだ」


「おい、夢の話どこ行った?」


「ん?もう終わったよ」


「何処でだ、キャベツ食ったとこか?」


「そうだね」


終わったなら終わったって言えよ。


「あっ!因みにキャベツは千切りだったよ」


「あっそ」


「というわけで、スーパー行こ?」


「どういうわけだよ」


「え?さっき夕ご飯の話したよね?」


「ん?…してたな」


「よし、行こう!」


あっこら手を引っ張るんじゃねぇ!


「まだついていくとは言ってねぇだろが!」


「…ついてきてくれないの?」


「っ!…分かったよ」


こんなんで落ち込むなよ。


やった(チョロい)!」


「…あん?」


「レッツゴー!」


なんか変な感じがしたが、喜んでるみたいだしいいか。


毎日、こんな感じの日常。


オレの幼馴染は疲れるし、面倒くさいし、変な奴だ。


でも、嫌いじゃない。

書いたことを反省はしねぇっす、きっと後悔はそのうちするっす。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ