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〜第5ノ花〜 能力測定

いやぁーもう疲れたね。←これしか毎回言ってない気がするwwwコメントお待ちしております。レビューとかコメントとか頂けると本当楽しくなると思うので…それ以前にまず、読んでくれている人いるのかな!?それが今一番の不安です…w

カチャカチャッモグモグ…ゴクン…

「で。俺はここでバイトするということは決まったのだが、俺は一体全体何をすればいいんですか?というか、この店はどういう店なんですか?全くわからないのですが…?」

(全くわからないままバイトを引き受けた俺もどうかと思うけど…)

ライトは飯を食いながら、リスタとミースに訪ねた。そうするとミースは、口に物を含みながら、

「ん?おうするももうすぬもそうのもぬ…

「おいミース…飲み込んでから話せや…」

呆れた顔をしながらリスタは言った。するとミースは、ムスッとした顔でこっちを睨みつけ、

パクッ…モグモグ…

また飯を口に運んだ。

((まだ食い続けるんだコイツ…))

ゴホンッ…リスタは一回咳払いをして、

「まぁええや。俺から説明するわ。」

「あっはい。お願いします。」

「この店は、魔道具屋だ。前にも言わなかったか?店の名はmagic to you。」

(マジック トゥ ユー…君に魔法か。)

「魔道具って作っているんですよね?リスタさんと…ミースも作っているんですか?」

「あぁそうだ。ミースは俺の一番弟子だ。アイツは捨て子でな。裏路地にたまたま通ったらギャーギャー泣いてたんだ。それを拾ってやったって訳だ。」

「捨て子だったんですか!?てっきり娘かと…ん?そう言えば、娘にしても、捨て子にしても、なんでセカンドネーム別々なんですか?どうしてミース・トラディスタじゃなくて、ミース・トウカなんですか?」

ライトがそう聞くとリスタは、なぜか照れながら、

「いやぁな。拾ったときはまだ赤子でな。可愛かったわけよ。それで名前をどうするか悩んだんだが、ミースか、トウカで悩んだんだ。それで、そーだ!両方付けてやればいいんだ!って思った訳よ。別にセカンドネームを一緒にしなくたっていいじゃないかなと。まぁ今じゃ本当の自分の娘のように思っているがな。」

リスタはニヤニヤしている。それを見たライトは、

(な…なんか…強面のくせに気持ちわ…

「気持ち悪いわ能無し!」

いきなりミースが言ってきた。

(あっそれ口に出して言っちゃうんだ…)

しょぼんとしたリスタは、とぼとぼと、

「でも今じゃ恩人権、師匠に向かってこの態度…」

(あっなんかまずいこと聞いちゃったかな…)

ライトは少しあたふたしながら、

「まっ魔道具ってココワカαの他に、どんなのを作って売っているんですか?」

ハァ…ため息ひとつしたリスタは、気持ちを切り替え、

「まぁそうだな。ライトにあげたココワカαの他に、まだ売ってはいないが、試作品で、能力が測定できる能力測定器とかあるぞ。」

(能力測定器って…名前普通だな。ココワカαだけ名前変なのか?)

ゴクン…フゥー…ゲフッ

「そりゃあ名前は普通に決まってるだろ。私が作ったからな。」

ミースが食事を終え話に参加してきた。

「ココワカαは、能無しの作品だ。だから能無しが名付ける。私が作れば、私が名付ける。それが基本だ。能無しは、ネーミングセンスのカケラもないがな。」

「へー。そーなんだ。」

リスタは涙目になりながら小声で、

「ライトまで俺のネーミングセンスを疑うのか…」

そんな声がライトに届くこともなく、

「で、能力測定器ってのは、どんな感じなの?」

「ほぅ…気になるか?今もってきてやろう。」

ミースは椅子からおり、作業場の方へ歩いて行った。ライトは、

「とりあえず飯の続きを…って、もう無いし!」

ハァ…またもやリスタが溜息をつき、

「スマンライト…アイツの胃袋は半端じゃないんだ…あの体のどこにそんな胃袋があるんだか…もう1回なんか作ってくるわ。ライトはミースの相手頼む。」

「あっはい。ありがとうございます。了解しました。」

(リスタさんも大変だな…苦労の日々が目に浮かぶ…)

そんなことを考えているうちに、ミースが作業場から能力測定器を持ってきた。

「おい凡人。これだぞ。」

渡されたのは、ガラスケースに入った緑色のコンタクトのようなものだった。

「カラコンみたい…」

「そーだな。カラコンみたいなやつだ。まぁ見れば分かるだろ。左目につけてみろ。どんな能力かくらい、バカでも凡人でもすぐ分かるぞ。」

「余計な言葉が多いな…」

ライトはボソッと言った。

「あぁ?さっさとつけんか凡人!」

「はい!今すぐに!」

ライトは能力測定器を左目につけた。

「ん?何も起こらない…」

「発動条件ってのがあるんだ。ずっと発動されてちゃ困るだろ。ココワカαの場合は【首にかけて相手を見る】だろ?この能力測定器の場合は【左目につけて目を閉じ、左目のまぶたを1回さわる】だ。やってみろ。」

「わかった。」

ライトは目を閉じ、左目のまぶたをさわった。

シュンッ!目を開けると、見えてる風景がすべて緑色に変色した。

「すげっ!なんだこれ!?」

「騒ぐな。うるさい。目の前に能力測定中と出ているだろ?」

「あぁ。出てる。」

「終わったら言え。」

…少し間が空き、

「能力ってのは、どんなのがあるんだ?」

「お前は自分の能力すら把握してないのか?…まぁいい。教えてやろう。まず最初に、さっきから能力と言っているが、一般的にはこれを“スキル“と呼ぶ。生物には大きく分けて、二つのスキルがある。生命 能力(スキル)と、覚醒 能力(スキル)だ。」

生命 能力(スキル)

生まれつき持っているスキル。基本的には親からの遺伝で、母親か父親と同じスキル。または、両親の混合スキル。だが、ごく稀に、全く両親と全く関係のないスキルが身につく場合があり、その遺伝しないスキルの事を別種(べっしゅ) 能力(スキル)と呼ぶ。別種 能力(スキル)は、とてつもなく強いスキルか、とてつもなく弱いスキルになると言われている。

覚醒 能力(スキル)

生命 能力(スキル)とは違い、あとから習得していくスキル。自分の現在の能力によって、習得できるスキルと、スロット(スキルを習得できる数)は、限られているが、自分を強化していけば、習得できるスキルは増え、スロットの数も増える。

「とまぁ、スキルの説明はこんな感じでいいだろ。」

ライトは頷きながら、

「ほぉー。スキルか。そんなもんがあんのか。」

(本当マンガやアニメの世界だな。)

「別種 能力(スキル)持ちの奴は、私ですら見たことがない。希の希だ。そう簡単に会えるもんじゃない。」

「ふーん。」

(ここで俺の隠された力があらわになるのか!?…ってフラグ立てて、ガクッと落ちていく主人公をいくつ見てきたことか…どーせ俺も普通か、普通以下のスキルでしかないんだろうな…)

「それと、生命 能力(スキル)は、また種類があってな。冒険者向けと、商人向けがある。」

ピーン。

『能力測定完了…表示します。』

「うわっ!?」」

脳内に直接声が聞こえてきた。

「ん?測定終わったか?」

「脳内に直接声が聞こえるぞ!?スゲェ!ヤベェ!」

「うるさい!静かにしろ!測定が完了したなら、目の前に文字が出ているだろ?それが自分の二つのスキルだ。」

ピピッ…

『生命 能力(スキル)…flower world…』

ライトは不思議そうに、

「フラワーワールド?花の世界?」

「ん?なんだその生命 能力(スキル)?聞いたことないスキルだな。…まぁいい。覚醒 能力(スキル)のスロット数はいくつだ?」

『覚醒 能力(スキル)…スロット数2…』

「スロット数は2個らしいよ。」

「2個か。まぁ普通だな。さすが凡人。」

「それで、flower worldは、どんなスキルなの?」

「知らんな。聞いたことがない。でも、たかが凡人のスキルだ。力も人並みか、人並み以下かのどちらかだろう。興味もない。」

ハァ…

(このガキさっきから、いらん悪口ちょこちょこ入るな…)

ミースは睨みながら、

「おい凡人。私がココワカα付けているのを忘れるな。さっきから失礼なワードが見えるぞ。ガキだ何やら…私は凡人より年上だということを忘れるな。」

「年上?ミースが?」

「あぁ!?私はこれでも21歳だ!」

「えぇ!!12歳じゃなくて!?」

「この凡人がっ…!あまり調子に乗るなよ…」

ミースが怒りはじめた。

「おい。お前らそこまでにしとけ。」

飯を作り終えたリスタが、止めに入った。

「ライト、あまりミースを怒らせない方がいいぞ。大変な目にあうからな…」

「あっはい。分かりました。」

「ミース。もう遅いからお前はもう寝ろ。」

「ガキ扱いするんじゃない能無し。」

ファアァ…ミースは大きなあくびをした。

「…だが、私ももう疲れた。寝るとするか。」

「そうしろ。おやすみミース。」

「あぁ。おやすみ能無し。」

ミースは、てくてく2階に上がっていった。

「ライトも飯食ったらもう寝ろ。明日からはしっかり、バイトしてもらうからな。」

「はい。分かりました。」

(そーいや。バイトの内容聞いてなかった…まぁ、いいか明日で。)

2人は黙々と飯を食い、食い終わったらリスタに空き部屋を紹介してもらった。

「ライトは1階のこの部屋を自由に使ってくれて構わない。」

ベットとタンス。それ以外は何も無いシンプルな部屋だった。

「今日はバイト引き受けてくれてありがとな。」

「いやいや、こちらこそ。いいバイト教えていただいてありがとうございます。」

「あぁ。今日はお疲れさん。おやすみ。」

「あっうん。おやすみなさい。」

バタンッ。リスタは部屋を出ていった。

ゴロン…

ライトはベットに寝転がり、

「今日は散々な1日だったな…山登って、滝行して、異世界きて、美少女にあって、死にそうになって、助けられて、強面に捕まって、暴言吐かれて、バイト半強制的に入れられて…やっと異世界生活の一日目が終わる…ヒマリ…大丈夫かな。無事だといいけど…おやすみ。ヒマリ…」

もう5話ですよ!毎週土曜日上げて一週目に2話上げたので、3週間くらいしてますね。次話で一カ月記念だ!祝ってくれる人が居ればいいけどいないんだよね!友達も1人しか俺が書いているってこと知らないし!www読んでくれている方!Twitterやってるんで、@konohana160で、フォロー&コメント待ってますので、Twitterでも、小説でも、今後とも、宜しくお願いします!

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