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〜第4ノ花〜 暴言は程々に。

これを読んでくれる人がいる。嬉しいことですね。…うん。ほんとに思うけど、前書き 後書き以上に書きづらいもの無いねwwwまぁ。今回〜第4ノ花〜読んでコメントくれたら嬉しいです!

ピュゥゥゥゥーーーー…

「寒い…」

外はもう真っ暗だ。風が吹いて温度が下がってきた。

ズズッ…

「あぁ…なんで…なんでなんだよ…(泣)普通のアニメや漫画なら、このまま豪邸に行き、でかいテーブルでうまい飯を食い、大浴場で汗を流し、ふかふかベッドでおやすみなさいだろ…」

ライトは想像を膨らましていたが、現実はテンプレ通りにはいかなかった。

「なんで俺は明日の待ち合わせ場所で待機しているんだろ…」

アスレイ達との待ち合わせ場所、町の中心の噴水前。昼間は人が多いが、夜になると人気がなくなる。

「はぁ…どーせこんなふうになると、ヒャッハーが出てきてカツアゲしてくるんだろうな。」

その時だった。

「なんだオメェ?しけたツラしやがって。」

ビクッ!いきなり後ろから声をかけられた。

「かっ!金なんか持ってないですっ!」

ライトが後ろを見るとそこには、大男がいた。

(でっでか!?怖くて顔見れねぇよ…)

「金?ハハッ。何言ってんだオメェは(笑)」

その男は笑いながら、

「俺がそんな悪いヤツ見えんのか?」

「えっ?」

ライトは思った。

(もしかして、顔は優しい感じの騎士様的な感じか!?)

ライトは恐る恐る顔を上げ、その男の顔をみた。

「うわぁっ!!!!」

(悪人ズラじゃあねぇか!体も顔も完全一致したド悪党じゃねぇか!)

その男は、ゴツゴツした顔で、左目には大きな傷があり、逆立った赤髪。袖から出ている両腕は、筋肉モリモリで、傷まみれ。どこからどう見ても悪人にしか見えなかった。

「なんだなんだ?俺の顔になにかついてんのか?」

「いっ…いやいや!何もついてませんよ…」

(怖ぇ…はやく逃げねぇと…)

ライトはそう思い、

「スミマセン。俺ちょっとこれから用事があるので…しっ!失礼します!」

ガシッ!ライトは男に後ろの襟を掴まれた。

「オイオイ。待てよ。俺に嘘は通用せんぞ。あと、俺はそんな悪党じゃねぇ。ただの魔道具屋の店主だ。」

「ふぇ!?」

(なんで悪党だって思ってたのばれてんの!?)

ライトがそう思っていると男は、

「なぜバレているのかって?それはな…」

男は首につけていたネックレスらしきものを見せた。

「この"ココロノコエガタイガイワカッチャウゼα"を付けてるからだ!これを付けていると、相手の思っていることが大概わかるんだぜ。」

(なっなんだそれは…!?…名前ダッセェー!しかもなげぇー!)

男は急にシュンとして、

「おいおい…それも大概聞こえてんだぜ…傷つくぜ…」

「あっ!ごっごめんなさい…」

ハァ…男は一つ溜息をつき、

「まぁいいか。それよりさっきの話聞かせてもらった。金が無くて飯もまともに食えず、泊まるところすらないんだろ?」

「えっ…聞いてたんですか…」

「まぁたまたま通りかかって、耳に入っただけだがな。それでだ、いいバイトがあるんだが…」

「いいバイト?」

「あぁ。それもな、衣食住がちゃんと揃ってる。」

「そんなにいいバイトが…いや。でもちょっと待ってくれ。」

ライトは少し考えた。

(怪しいな…こんなにいい話があっていいのか?)

そうすると男は

「大丈夫だ!決して怪しい仕事とかではない!」

「あっ!そーだ。」

ライトは男に向かって、

「ちょっとその魔道具貸してくれません?」

「ん?あぁ。別に構わんが…」

ライトは男から魔道具を借りた。

「これを持ってれば心が読めるからな。ん?なんだ?何も起こらないぞ?」

男は

「それを首にかけた状態で俺を見てみろ。」

「ん?」

ブォン…

コマッテル…バイト募集…店ガツブレテシマウ…

「なんだこれ!?」

男の周りに文字が浮かんできた。男は、

「それが"読心の魔道具"の力だ。なずけてココロノコエガタイガイワカッチャウゼα!!」

「スゲェ…」

(ネーミングセンスは最悪だけど…)

「で、どうだ?俺の心の声で判断する限り、怪しいバイトの勧誘ではないことくらいは分かったか?」

「あ。うん。疑ってすみませんでした。」

「いや。疑いが晴れたのであれば別に構わない。それでどうだ?やって見ないか?」

ライトは少し考え、

「そのバイトってあなたの店のですよね?」

「あぁ。そうだ。」

「まずは見学からでもいい…っすか?」

「おう!いいぞいいぞ!それじゃあ行くか?」

ライトはかしこまって

「はい!よろしくお願いします。」

「フッ。そんな畏まらなくていいぜ。」

「あっそうですか。」

ライトは男について行った。その途中、男が

「そーいや自己紹介がまだだったな。俺の名前は、リスタ。リスタ・トラディスタだ。お前は、なんて名だ?」

「山田 雷都です。よろしくです。」

「ライトか。よろしくな。」

「あっそういえば…」

ライトはパッと思い出したかのように、

「あの、リスタさんこれ返しますね。」

「ん?あぁ、ココワカαか。」

(ココワカαって!略しちゃってるし!いいのかよ!!)

するとリスタは、

「それ、やるよ。ここで会ったのも何かの縁だしな。」

「あっそうですか。じゃあ有難く貰っておきます。」

リスタは少し笑いながら、

「ハハッそんないいもんでもないけどな。」

リスタが立ち止まった。

「着いたぞ。ここだ。」

そこは、特別綺麗ではないが、汚くない。決して大きくはないが、小さくはない普通の店だった。

フゥ…ライトは胸をなでおろし、

「良かった…オンボロじゃなくて…」

「おい…ライト…声、出てるぞ…。ハァ…まぁいいや、入れ。」

ガチャッ

「帰ったぞー。」

ジジッジーーッジジジッ

「おい能無し。遅かったじゃないか。またどっかでナンパでもしてたのか?たまには、女じゃなくて客でもつれてくるのだな。使えないポンコツめ。あぁ、そういや女なんて連れてきたことすらなかったな。腹が減ったぞ。早く飯を作りやがれバーカ!」

店に入った途端、奥の作業部屋の方から暴言がとんできた。

「「………」」

ライトは、

(いきなりなんなんだ…?スタートからどんだけ暴言吐くんだよ…)

リスタは呆れた顔をしながら、

「女と客は連れてこなかったが、バイトなら連れてきたぜ。」

ライトは驚いた。

「えっ!?いや俺まだやるって言って…

「本当か!?能無しもたまには役に立つのだな。どれどれどんな奴だ?」

作業部屋から出てきたのは、12か13歳くらいに見える少女だった。

(えぇっ!?さっきの暴言言ってたのって、このロリッ娘!?)

「ん?こいつか?バイトというのは?しょぼくれた凡人にしか見えんな。こんな凡人つかえるのか?」

少女は初対面のライトにでも、暴言を吐き続ける。

(コイツ…なんなんだマジで…)

するとリスタが、

「使えるか使えないかはバイトさせて見なきゃ分からんだろが…ハァ…もういいぞ…作業に戻って。」

「まだこの凡人に自己紹介もしてないだろが!黙ってろ能無し!黙って飯作ってろ!」

ハァ…リスタはまた溜息をついて、

「能無し能無しって…お前師匠に向かってなんだその態度は………はいはい。どーぞご自由に自己紹介でも何でもやってくれ。」

リスタはトロトロと調理場に行った。ライトはこの状況に戸惑いながら、

「いや、ちょっと待って!俺まだこのバイトやるって言ってないんだけど…」

すると暴言少女は、

「なにを言っている?食う手段も、寝床もないのだろう?このバイトを断ってどこへ行くつもりだ凡人?」

(え?なんで知ってるんだ?あっ…首に、ココワカα付けてやがる…)

「やった方が身のためだと思うが?」

するとリスタが調理場から、

「そうだぜ。こんなにいい話はないぜ。やれよライト。」

(まぁ、確かに腹は減るし、寝るところも欲しい。)

ライトがネチネチ悩んでいると暴言少女が、

「あぁ!めんどくさい!ネチネチネチネチと!それでも男か!?さっさと決めんか凡人!!やるか?やらんか?どっちなんだ!?」

ビクッ!

「やります!」

ライトは気圧され、とっさに答えてしまった。

「それでいいんだ凡人。私の名はミース・トウカ。ミースとでも呼んでくれ。」

「あっ。はい。俺は山田 雷都です…」

「あぁ!?」

ビシッ!

「山田 雷都です!」

「よろしくな凡人。」

ガクッ…

(えぇ…名前を知ってもなお凡人呼ばわり…)

「名前で呼んで欲しかったらバイトで活躍でもするんだな。」

ライトとミースが話しているうちに、リスタが飯を作り終えた。

「ほら出来たぞ!」

「やっと作り終えたか能無し。食べいくぞ凡人。飯の時間にしっかりとバイトの内容を教えてやる。」

ハァ…

(あぁもうマジで…どんなバイトだろ…絶対普通のバイトじゃないだろな…陽も探さなきゃだし、どんだけやるこが…

「おい凡人!返事ぐらいしろや!」

バンッ!ライトは腰を蹴られた。

「はい!スミマセンッ!」

最近になって小説の内容がパッと思い浮かばなくなってきました。続けて書いているからでしょうか?だからノートに思いついたストーリーを書き留めて、そこから小説の下書き書いてます。ですが、そのノートをいつも学校で書いていて、学校にそのノートを置いていくので、結局また思いつきでやっているので誤字が多くなって、修正が入ってくるんですよね。多分今回も二三回修正入ると思うので、二三回楽しんでいただけたら光栄ですwwwポジティブシンキング!!

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