表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
主潮  作者: タカハシユウ
1/1

人間みんな紙一重。

「うまかったよ」-アルバート・フィッシュ(殺人鬼)-

部屋の小窓から射す太陽の光で私は目覚めた。

時計を見ると7時、気分が良い。

コーヒーをを飲むために湯を沸かし、シャワーを浴びる。

毎朝アメリカーノを飲むことにしている。

今日は特別だ。

買っておいた新しいエスプレッソをおろした。


「いってくるよ。」


猫のピーナッツに挨拶をして家を出る。

 

玄関を出ると、私は小学生のころの終業式が終わった後のような高揚感に浸っていた。

やはり外の空気は気持ちが良い。

私の体をすり抜けていく風が愛おしい。

あっという間に家から5分ほど歩いたところにある幼稚園に着いた。

幼稚園からはモーツァルトのアイネ・クライネ・ナハトムジークと子ども達の楽しそうな声が聞こえる。

最高の朝ではないか。


「さぁ、今日も一日頑張ろう。」


私は清々しい気持ちでカバンからサバイバルナイフを取り出し幼稚園の門をくぐった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ