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クッソ雑にVRゲームをやってみた  作者: ミドラ
虚構の世界のもたらした劇
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激戦・消滅

エリアボスは昔の映画で見たような蔓(?)で覆われた四足の生物のようなものだった。デバイスには「???」と表示されている。ボスはこちらに気づくと、勢いよく突進してきた。


あの見た目で俊敏なのかよ!



すぐに盾持ちのプレイヤーが防御体勢をとったが、受けきれずよろめいた。


こりゃヘイト取って防御戦法は意味ないな。火力が高すぎる。


俺は落ち着いて足音を立てずにボスの死角に移動し、完全に注意の逸れた瞬間を狙って双銃を足元に向け、レーザーを噴射させる。


その勢いで中空に飛び上がり、そのまま踵落としを叩き込んだ。



が、ビクともしない。その上にヘイトがこちらに逸れた。


俺は即座に離脱しつつの射撃を撃ち込み、距離を取る。


再び突進攻撃が、今度は俺のほうに向かってきた。


「危ないぞ!」「避けろ!」


そんな声がするが、俺はそれを聞き流し、ギリギリまで粘る。



「最初はグー、じゃんけん」

「あいこで」

「あー、結局俺になるんか」

「こっち来ないうちにやってまえ」


ギリギリで突進を交わした瞬間、無数の弾丸がボスに直撃する。


「おらさっさと動かんかい!!」


その声で我を取り戻したのか、30人が一斉に動き出す。


互いの邪魔にならぬようにしながらボスへの攻撃を続け、手痛いミスで数人の命を犠牲にしたものの、エリアボスを撃破することに成功した。




町へと戻ると、メッセージが1件届いている。


そこには、クリアしたことに対する報酬などが記されていた。


それを確認し、主催の「シュンラン」が一言述べて、討伐隊は解散した。






さて、新エリアを見に行くか。借家でドロップなどの確認、整理を終えた俺は新エリアに向かうことにした。


さぁ、どんな場所が、敵が、その先にあるのか。楽しみだ。


結構グダグダになってるなぁ…。

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