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クッソ雑にVRゲームをやってみた  作者: ミドラ
虚構の世界のもたらした劇
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エリア・ボス

3日後――

幾度かの偵察の末に、見つけたルートと、全体図を示したマップがダンジョン前の30人に行き渡った。


「以前も言ったと思うが…。今回は非常に危険な作戦になる。それでも全員が集まってくれた。ありがとう。


それから、必ず、ボスを倒して全員で戻れるよう、全力を尽くそう。…それでは、これより30名によう、ボス攻略作戦を始める!!」












ダンジョン内は薄暗い廃校のようになっていて、出てくるエネミーもそれらしいコウモリ、ゴブリン、コボルトなどをはじめとする既に夜の草原、森で見かけたもの、ウィスプなどの霊体のエネミー(こちらは初見が多数)最序盤のダンジョンだからか罠もなく、強力な雑魚エネミーもいないため、一同は順調に歩を進め、ボスの前に到達した。



そこで休憩を少し取った後、扉を開けようとしたが…。



「開かない!?」

扉が開かない。しかし鍵穴もなければ閂のようなものがあるわけでもない。唯一あるのは5つの窪みだけだ。もしかしたら何人かで開けるタイプなのかも知れない、そう思い腕に自信のあるプレイヤーが何人かで押したり引いたりしたが、全く扉は動かない。誰も案が浮かばず、ただ時間が過ぎていく。


それから10分、案が出ないままだったが突如5人(俺を含めて)のプレイヤーの袋から謎のプレートが淡い光を放ちながら浮かび上がり、扉の窪みに勝手にはめ込まれた。すると、あれほど固かった扉が開き、先の見えない暗闇の部屋がその向こうに広がっていた。


この先には何が待っているのかわからない。だが、ここを超えねばこの世界から逃げることはかなわない。


誰ともなく俺たちは扉の中へと、暗闇の中へと入っていった。

オリジナルを書くには根本的に不向きな性格してるなぁという今更感。

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