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深海・洞穴

水中への探索に乗り出して2ヶ月程たったある日、掲示板にある情報が載せられた。


それは、恐らく海皇が潜んでいるのであろう洞穴の入口のスクリーンショットと、大まかな位置の情報だった。



例によってその情報の信ぴょう性は大手ギルド…というよりトップギルドによって証明され、ダンジョンの探索部隊を多くのプレイヤーで連携して組むということになった。



また、呼び出しを受けたのである。


「いや本当そろそろ面倒だわ」


「そう言うな。向こうにも事情はあるだろう」


「アンダーテイカーさん、んなことで納得できるほど人間の感情ってのはうまくできちゃいないんですよ」


「…それもそうだな」


「トナァ…」


「トナカイさん…?水中は大丈夫なのか…?」


その問いにトナカイさんは親指をグッと立てて


「勿論平気さ」


と答える。喋るには喋るのだが未だに色々と理不尽に思える部分がないわけではない。










「先に言っとくがお前ら2人とも脱ぐなよ?」


「はい」「あ、そっかー…」


「先行き不安になるなあこれ…」


「なんとかなるってww」









「今回も集まってくれてるようですね」


「これで彼らの協力を無事に取り付けられれば調査だけでなくそのまま制覇まで行けるだろう。そうすればまた、私たちは現実に帰るチャンスが近づく」


「ええ、油断せずに…行きましょう」











「そういや、さ」


「ん?」


「ログアウトできるようになったら、まず何をしたい?」


「あー…あまり考えてなかったな。そうだなあ…俺は、甘いもんが食いたいかな」


「んー…強いて挙げるならこの着ぐるみをリアルで再現したい」


「wwwwwwwwwwwwwww」

「wwwwwwwwwwww」


「いやいや、笑わなくてもいいでしょww」


「そういうアンダーテイカーさんはどうなんだ?」


「俺は…いい加減にマヨラーのイメージを払拭したい」


「いやゲーム内でもやれよ」


「だろうな…」


そんな具合で緊張感のない会話が殆どの中、いよいよ集った上位プレイヤーたちによる海底洞窟の探索が始まる。

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