表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
 【機械地獄〗  作者: amago.T/
15/31

USBメモリ 15

『あの子ったら、君の中身ぜ~んぶ見せろって言うんだよ?

 信じらんないでしょ。

 そんなことしたら意味ないもん。

 絶対に、君は隠し通すからねっっ!


……あ、君っていうのは君のこ……えっと、この、録音してるボイスレコーダーのことだよ。

 私、ついなんでも君って言っちゃうからさ、解り辛いよね。

 あ、君じゃなくて、あなたって言うときもあるよ?

 なんかさ、物でも人でも動物でも植物でも、目の前にあれば君でいいと思うんだよ。

 数え方だってさ、()とか(ひき)とか(とう)とか、同じ物でもいろんなのあるし、面倒だからやっぱりみんな同じでいいと思うの。

 ()じゃだめかな~? 私はみんな(にん)て数えちゃうから、それは物だよーってたまに訂正されちゃうな。

 でもややこしいんだから統一したいでしょ? ね? ネ? 君も、そう思うよね?

 この場合の君は、聞いてる方の君だよ?』


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ