相談室はじめます!
「暇だ!!」
僕が相談室に入って一週間ほど経った。
「急にどうしたの?」
「いやあまりにすることが無くて、つい・・・」
「まぁしょうがないよ、ないものは無いんだしさ。ほら座りなよ。」
そう言って吹雪はお茶を出してくれた・・・・うまし!
「いつもこんな感じなのか?」
「うーんと、まあその時々って感じだね。多い時は一日五人くらい来るし、暇な時は一ヶ月ぐらい何も無い感じ。」
「・・そういうもんか。」
「やっぱり文化祭とか修学旅行とかの大きなイベントの前には来る生徒は増えるのよ」
「そりゃ、なぜ?」
「ふふんそれはねぇ、ズバリィ 恋の悩みだよ。」
「恋?」
「そう恋のお悩み。好きな人になんてLINEしたりいいのかわからないっ!とか告白するの緊張する!っとか生徒の***が気持ち良すぎてはまりゅーっ!!!とか。」
そういうもんなのか・・・あれ生徒に手出してね!?不純だ!!
「へっへぇ〜そういうのも来るんだな。てか、吹雪って恋愛相談答えれるんだな。」
「無理だが?」
「ほぇ?ほぇ!?」
危ない危ない。堂々としすぎて、騙される所だったぜ!
「だって私恋愛経験とか無いし、彼氏いない歴≒年齢ですしおすし。去年までは先輩たちがいたけど、今年はもう・・・・・・。」
「先輩方はいないからね、」
「そうなんだよぉ」
恋愛か・・・・
「まあ今年は凛音がいるし大丈夫でしょ!」
「えっなぜ僕?」
「だって凛音ってモテそうだし」
「モテるか・・・嬉しい誤算だな。」
「自分で言ってて悲しくないの?」
「そりゃぁk「ムーーーーーーーなのだ!!!」
僕が喋っていると、勢いよく相談室の扉が開いた。
突然の来訪、奇抜な少女の悩み。
こうして僕、佐藤凛音の初めての部活動が幕を開けたのだった。
いよいよ物語が始まるのだ!




