表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/46

第24話 目覚めと冷静な判断です

お待たせ致しましたm(_ _)m

次回も誠意執筆中です。

お見合いが、我が家の庭で行われています。あぁ、エリーは自覚するかしら? 姉として、近くで確認したいけれど、私は近寄れません。勿論、アンジェリーナも、両親もです。

が、この判断を、我々家族は後に、盛大に後悔する事になります。


「大変です! お嬢様がっ!!」


メイドの叫びに、慌てて向かった我々の先には、自慢の庭園に準備されたお茶の支度があり、その場には、倒れたエリーと、真っ青な顔でエリーの名を呼んでいるクリストファー様。流石に未婚の女性に触る訳にはいかないからか、揺すったり、触るのはメイドがしていました。


「「「エリー!!!」」」


「エマお姉様!」


私達の悲鳴が木霊しました。クリストファー様の真っ青な顔を見た瞬間、相手が格上だからとかいうのは、頭から抜け落ちました。


「クリストファー様、エリーに何をしたんです!? 散々、直接的な言い方で告白しろと、申し上げましたでしょう!?? そもそもエリーの貴方に関する気持ちはマイナスだとすら、わたくし、申し上げましたよね!?」


クリストファー様に詰め寄った私、絶対に間違っていないですわ。父は元々、このお見合いには、思うところがあったようで、真っ青な顔でエリーを抱き上げ、部屋へ連れて行きます。家族も後に続いていきます。幼い弟たちは、クリストファー様を睨み付けています。あの子たち、エリーになついていますからねぇ。クリストファー様、どんどん、敵を作り上げています。


「すまない・・・頑張って、言ったんだ・・・でも・・・」


ここまでヘタレだと、エリーを任せるのは、心配ね・・・。やはり、他の方を探そうかしら?


「はぁ、がっかりですわ、クリストファー様・・・自分の影響力も、何もかも、理解できない貴方には、エリーを任せられません、諦めて下さいませ」


最後通告いたします。エリーがどうしてもとでも言わない限り、間違いなく、家族は反対にまわるでしょう。本当に、肝心な部分で、ヘタレを発揮しないで頂きたいわ!


「・・・嫌われたんだろうか? 僕は、エリスティーヌとの未来を掴みたいんだ! 気を失う程に嫌なんだろうか・・・・・」


「それを壊したのは、貴方御自身ではなくて?」


私の冷やかな声に、真っ青なまま、クリストファー様は項垂れていました。

ーーーーーさて、彼の今後次第では、エリーとは二度と会えないでしょうから、親友に報告しなくては。ついでに、お説教もしてもらいましょうか。エリーを追い詰めた事、許しませんから!



◇◇◇◇◇


何でしょう。ふわふわした寝心地は、心地好いはずなのに、沢山の声がしています。


「エリー!」


「あぁ、エリー!」


「エリー!!」


「エマお姉さま!」


「「おねえさま!」」


・・・・・普通、静かに寝せてくれませんか? 昨今の物語でも、目覚めてから、騒がしくなるはずなのに。


「うーん・・・」


余りの合唱に、目が急速に覚めていきます。パチリと覚めて見て、固まった私は、悪くないはずです。広いベッドの左側、扉がわに、家族が勢揃いしていたのですから。


「ひっ!」


小さな悲鳴くらいは、許して下さいませ。皆様、涙でぐちゃぐちゃの顔だったのですから。小さな弟たちは、ベッドによじ登って、座っています。多分、そこしかなかったのかなぁとは思いますが、淑女のベッドに上がるのは、マナーとしてどうなのかしら? 上の弟は、10歳ですよ?


「ヴェリィィィ~~~~~、目がざめで、ヨガッタよ~~~~」


・・・・・お父様、涙のせいで、発音がおかしいですわ。


「ごめんなさいね、エリー・・・また貴女に負担をかけてしまうなんて・・・!」


お母様? 発言が何かおかしいですわ。どういう事なのかしら?


「??? すみませんが、状況がイマイチ分からないのですが・・・?」


きょとんとして問う私に、涙ながらの家族からの説明で、ようやく事態を理解しました・・・。

誤解やら勘違いやら、まぁ、私も内心よく分かっていなかった部分やら、とにかく私と家族との認識に、かなりの開きがあったのです。


「まずは、私が気絶した理由ですが、・・・・・わたし処理能力を越えた事態になったからですわ」


はっきりと申し上げましたが、家族は理解が追い付かないらしく、固まっておりました。なお、一番理解していたらしいカレンも、意外な理由に目を見開いていました。


「まさか、クリストファー様が、私を慕っていたとは、思っておりませんでしたから・・・」


えっ? そこから? という視線を、カレンから受けましたが、結局、説明するならば、そこからしか出来ませんでした。


「嫌がらせかとすら思っていたのですが、どうも、違うらしく・・・クリストファー様は、どうやら自分の与える影響力を、いまいち理解していなかったようですの、それ故に、嫌がらせかと思った訳ですが・・・」


家族の微妙な視線が辛いです。ですが、きちんと説明しないと、後々が面倒になりそうなので、仕方ありません。

こうなったら、恥ずかしいですが、全部ぶっちゃけてしまいましょう!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ