異世界の転移者
「はじめまして君がサントス君だね
僕は斎藤一よろしくね」と少し茶色の髪の青年が言った
斎藤一こいつはおそらく日本人だ、確かめてみるか
「随分変わった名前ですね」とサントスが聞く
「まぁそうだろうなこいつは国が魔王討伐のために召喚した異世界からの転移者だからな」と近くにいたバルトが答えた。
やはり日本人か俺は転生だったが、こいつは転移者もし俺と同じく神に身体能力強化がされていたら少し面倒だな
「そうですか、じゃあ私と一緒に魔王討伐に行くということですね」
「そうなるねこれからよろしくね」と一が答えた
「いえいえ、こちらこそ」とサントスは笑って返事をする。
「すみません、この後サントス君と二人で話してもいいですか」と一がバルトに聞く。
「あぁもちろんだ、これから一緒に戦うことになるんださら仲良くしろ」とバルトが言った
「じゃあ行こっか」と一が歩き始める、しばらく歩くと他のテントよりも遥かに豪華なテントに着いた。
中に入ると鉄製の首輪をつけた数人の女性がたっていた。
「じゃあ座ってくれ」と一が言った
「凄い豪華なテントですね、そこにたってる女性たちはメイドですか」と俺が聞くと一が笑って答えた
「あぁ彼女たちはメイドではないよ、奴隷だよ」
「奴隷ですか、でも、奴隷は法律で禁止されているのでは」
「君はまだ小さいから知らないみたいだね」
「どういうことですか」とサントスが聞いた
「どうやらこの国は表向きには奴隷を禁止されているけど王族や1部の貴族では奴隷を所持しているらしいよ、
じゃあ、そろそろ本題に入ってもいいかな」
「あぁ、はい」とサントスが答えると、一が咳払いを1回して話を始めた。